スペイン・セビージャ街歩き完全ガイド|女子旅で出会うアンダルシアの美と情熱

アンダルシア地方の中心都市・セビージャは、スペイン南部を代表する観光地。

フラメンコの聖地としても有名で、セビージャへの観光は情熱と歴史が融合した特別な体験を味わえます。

イスラムとキリスト教、ふたつの文化が交差し、数百年の時をかけて築かれたその街並みは、まさに「文化の交響曲」。

私はセビージャに初めて訪れて、この街の美しさに感銘を受けました。

ここに生まれていたら、きっとこの街を誇りに思ったでしょう。

そんな魅力的な街・セビージャを紹介します。

セビージャってどんな街?歴史と文化が息づく街歩きの魅力

セビージャはアンダルシア地方の文化的首都であり、スペイン第四の都市でもあります。

街全体がまるで歴史遺産のように、路地の一つひとつにも物語が息づいています。

スペイン文化の象徴であるフラメンコの発祥の地として知られ、セビージャの春祭りは世界的に有名なお祭りですね。

さらに闘牛場もあり、伝統と情熱が日常の中に溶け込んでいます。

建築様式も見どころが満載。

イスラム様式の美しさとキリスト教の荘厳さが融合し、どこを見ても写真に収めたくなる風景ばかりでした。

街の中心部には観光名所が密集しており、徒歩での移動が可能なのも嬉しいポイント。

朝と夜で異なる表情を見せる「映える街」として、女子旅にも絶大な人気を誇ります。

セビージャ大聖堂とヒラルダの塔|見どころと楽しみ方

セビージャ大聖堂は、セビージャの観光の中でも絶対に外せないスポットです。

そのスケール感は圧巻で、外観だけでなく内部に足を踏み入れた瞬間、その荘厳さと美しさに言葉を失うほど。

内部には、壮麗なステンドグラスや金細工の祭壇、歴史を感じる数々の彫刻、たくさんの宗教的絵画があり、美術館にいるような気持ちになります。

また、ここにはあのコロンブスのお墓もあるとされており、歴史ファンにとっても興味深い場所です。

そして、ヒラルダの塔。

大聖堂に隣接するこの塔は、かつてミナレット(イスラム教の礼拝の呼びかけを行う塔)として使われていました。

スロープ式の坂道をぐるぐると登るため、階段よりは疲れにくいかもしれませんが、年配の方は途中休憩が必要です。

でもちゃんと途中に休憩スポットがあるので安心です。

頂上から見下ろすセビージャの街は、まるで絵画のような絶景。

赤茶色の屋根が並ぶ景色に、オレンジの木々と青空が調和し、まさに息をのむような美しさです。

セビリア大聖堂公式HP

アルカサル|イスラムとキリスト教が融合したセビージャの現役王宮

セビージャのもう一つの名所といえば、アルカサル。

この王宮は、スペイン王室が現在も使用する「現役の王宮」でありながら、一般公開もされているという貴重なスポットです。

アルカサルの魅力は、なんといってもその建築美。

イスラム建築の精巧な幾何学模様、細密なタイル装飾、繊細な石の彫刻、そしてキリスト教様式の華やかさが融合した空間は、まさに芸術そのもの。

庭園エリアも広大で、水路が張り巡らされ、噴水が音を立てて流れています。

四季折々の植物に囲まれ、歩くだけで心が癒される場所。

ここは時間を取ってゆったりと訪問したい場所です。

アルカサル公式HP

旅気分を盛り上げる!馬車で巡るノスタルジックな街並み

セビージャでは、古き良きヨーロッパの雰囲気を楽しめる馬車観光が人気です。

観光名所が徒歩圏に集まっているとはいえ、馬車での移動は特別感があり、旅の思い出をさらに深めてくれます。

馬車は4人乗りで45ユーロほど。所要時間は約30〜40分。(2025年6月現在)

御者の男性がスペイン語で街の説明をしてくれました。

同行していたフラメンコの先生が通訳してくれたおかげで、歴史や建物についても理解を深めながら巡れました。

馬車に乗る機会はめったにない、旅ならではの特別な体験です。

クラシックな馬車が歴史的な街並みと美しく調和して、まるで中世にタイムスリップしたような気持ちになります。

地元の味に出会う:歴史あるバルで楽しむ絶品タパス体験

セビージャの街歩きでぜひ体験していただきたいのが、地元のバルで味わうタパス文化。

とくに「Bar Estrella(バル・エストレラ)」は、セビージャで長年愛されてきた歴史あるバルのひとつです。

店内に一歩足を踏み入れると、まるで地元の人たちの憩いの場にお邪魔したかのような、あたたかい雰囲気に包まれます。

英語のメニューがあるのですが、説明を読んでもよくわかりませんでした。

なので姉と2人で好きな番号で注文したら、どちらも美味しくて大当たりでした。

そして何より心に残ったのが、スタッフの笑顔とホスピタリティ。

観光客にもとても親切で、スペイン語があまり話せなくても丁寧に対応してくれます。

笑顔とジェスチャー、そして美味しい料理だけで十分に気持ちが伝わる、そんな場所でした。

タパスを楽しみながら、セビージャの街の一部になったような気分を味わえるこのバルは、ぜひ旅の途中に訪れてほしい一軒です。

肩ひじ張らずに、心に残るひとときを楽しめるはずです。

▶お店のInstagramはこちら
Bar Estrella

旅の終わりに思う。ビバ・セビージャ!

フラメンコの歌の中に¡Viva Sevilla!という歌があります。

「セビージャ万歳!」という内容なのですが、実際にセビージャに来てこの歌詞が「そりゃそう言いたくもなるよね」と実感しました。

今までいろいろなところに旅行したので、「どこが一番良かった?どこにまた行きたい?」と聞かれることがあります。

そんなときにこれからは「セビージャよかったよ!おすすめ!」と自信を持って答えます。

何がそんなによかったのかというと、とにかく美しかったのです。

街並みひとつひとつが本当に美しくて、でもそれが人工的な美しさではなく、ずっと昔からそこにあったものが、今も変わらずに大切にされて残っている。

幾世代もの人々が暮らしてきた証のように、壁の装飾や路地のカーブ、広場に響く足音さえもが時を超えて今に息づいている──そんな風景がそこにはありました。

この美しさが何百年も前から続いていて、きっとそれがセビージャの人たちにとっての誇りなんだろうなと感じたのです。

アルカサルの中庭に差し込む陽光、ヒラルダの塔から見渡す赤茶色の屋根、街角のタイル装飾──どこを切り取っても絵はがきのようで、ただ歩いているだけで「来てよかった」と心から思えた場所でした。

言葉にするのは難しいけれど、誰かに「どこかよいところない?」と聞かれたら、自然に「セビージャ、すごくよかったよ」って答えてしまう。

そんな街でした。

スペインではほとんど現金を使いませんでした。
水1本買うのもタッチ決済です。
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