【スペイン・マドリード半日観光モデルプラン】初心者でも満喫できる王道ルート｜プラド美術館＆旧市街の楽しみ方

スペイン旅行の終盤に首都マドリードで「半日だけ観光できる」状況になったら──どこを回るべき？

この記事では、そんな限られた時間のなかでもマドリードの魅力をしっかり味わいたい人に向けて、実際に体験した半日観光モデルプランをご紹介します。

訪れたのは、「プラド美術館」「マヨール広場」というマドリードを代表する2つの名所。

さらに、時間があれば見たかった『ゲルニカ』（ソフィア王妃芸術センター）の情報も含めてお伝えします。

【マドリード午後到着】半日観光でも満喫できるおすすめスポット2選

この日は、午前中にセビージャを出発し、マドリード到着は午後。

観光に使える時間は実質「半日」だけ。

体力的にも旅の終盤でかなり疲れていたため、見たい場所を2〜3か所に絞って回る作戦に切り替えました。

結果的に選んだのは、スペイン芸術の宝庫「プラド美術館」と、マドリード旧市街の中心「マヨール広場」。

この2か所を巡るだけでも、短時間でマドリードの歴史と美を堪能できたと感じました。

チェックイン後、まずはホテルのフロントで「市内地図ありますか？」と尋ねると、観光名所の位置や移動方法を丁寧に教えてくれました。

マドリード市内のホテルでは、観光マップが常備されていることが多く、言葉に自信がなくても指差しで案内してもらえます。

初めての都市でも、紙の地図があると方向感覚がつかめるので安心感があります。

まず向かったのは、世界屈指の美術館「プラド美術館（Museo del Prado）」。

宿泊したホテルからはバスで数分の場所にありました。

▶営業時間：
月曜～土曜午前10時～午後8時
日曜・祝日午前10時～午後7時

▶無料時間
月曜日～土曜日午後6時～午後8時
日曜日・祝日午後5時～午後7時

公式サイトからの事前予約でスムーズに入館可能です。

▶公式サイトはこちら
プラド美術館

館内は非常に広く順路表示も少ないため、あらかじめ見たい作品を決めておくのが効率的です。

私は以下の作品を中心に鑑賞しました：

ゴヤ『裸のマハ』『着衣のマハ』
ベラスケス『ラス・メニーナス』
エル・グレコの宗教画
ルーベンスの大作群

約90分の滞在でしたが、十分に「本物」に触れた満足感がありました。

じっくり楽しみたいという方は、3時間くらい時間の余裕をもっていくのがおすすめです。

※館内に主要作品の場所が記されたマップがあるため、それを見て場所がチェックできます。

プラド美術館のあとは、徒歩で「マヨール広場（Plaza Mayor）」へ行きました。

ここはマドリード旧市街を代表する広場で、歴史ある建物に囲まれた開放的な空間が魅力です。

広場の周辺にはカフェやレストラン、土産物屋が並び、体力があればそれらを見て回るもの楽しいですよね。

カフェで休憩しながらマドリードの空気感を味わうのもおすすめです。

この日、本当はピカソの名作『ゲルニカ』を見るために、夕方以降にソフィア王妃芸術センターへ行く予定でした。

※【無料入館時間】
月曜日：午後7時～9時
水曜日～土曜日：午後7時～9時
日曜日：午後12時30分～午後2時30分
休日：4月18日、5月18日と23日、10月12日、12月6日
（2025年6月現在）

ですが、旅の疲れで体力が限界に達し泣く泣く断念。

結果的にプラド美術館とマヨール広場だけに絞ったことで、無理なく観光を楽しめたと思います。