スペイン・バルセロナ建築巡り1.5日モデルプラン|サグラダ・ファミリアとカサ・バトリョ感動ガイド
スペイン・バルセロナといえば、誰もが一度は耳にしたことのある「サグラダ・ファミリア」。
この街は、建築家アントニ・ガウディをはじめとした芸術的な建築群であふれ、美術館を歩くように街全体がアートのように感じられるのが最大の魅力です。
ここでは実際に私の体験をもとに「バルセロナ 建築 観光」に興味のある方に向けて、1.5日でも満喫できるモデルプランをご紹介いたします。
特に初めて訪れる方にとって、無理なく感動を得られる旅のヒントが詰まっています。
初めてのバルセロナ建築観光で気をつけたいポイント

バルセロナ中心部の観光スポットは、徒歩または地下鉄で効率よくまわれる距離に点在しています。
そのため、短い滞在時間でも十分に楽しむことが可能です。
ただし、特に人気のスポットである「サグラダ・ファミリア」や「カサ・バトリョ」などは、事前に日本からオンライン予約しておくのが安心です。
現地でのチケット購入は混雑や売り切れのリスクがあるため、旅の満足度を高めるには準備がカギを握ります。
そしてもうひとつ大切なのは、外観だけでなく内部の見学にこそ価値があるということ。
ガウディの建築は、内側に入ってはじめてその意図や美しさ、空間の使い方に深く感動できることを実感しました。
1日目午前|サンタエウラリア大聖堂&カタルーニャ音楽堂の見どころ

今回は朝の8時30分にバルセロナに到着するフライトでした。
ただ、飛行機は遅れたりすることもあるし、入国手続きに時間がかかる場合もあります。
そのため、バルセロナ観光のメインであるサグラダファミリアは1日目の午後にして、午前は「サンタエウラリア大聖堂」と「カタルーニャ音楽堂」を見学する予定に。
事前予約をするのがベストですが当日になってみないとフライトがどうなるかわからないため、予約はしませんでした。
ラッキーなことにフライトが遅れることもなく、入国手続きに時間がかかることもなく、だいたい想定とおりの時間にホテルに着きました。
チェックインには時間が早く、ホテルに荷物だけ預かってもらっていざ出発。
信仰心に圧倒されるサンタエウラリア大聖堂

まず向かったのはサンタエウラリア大聖堂(カテドラル)。
当日券をスムーズに購入できたのは幸いでした。
外から見ても大きくて重厚感があり歴史の重みを感じましたが、中に入ると広さや美しさに目を見張りました。
建物内部にはぐるっと礼拝堂が配置されています。
それぞれ聖人たちが祀られているのでしょう。

それを一つひとつ見ていくのもまるで美術館を巡るような感覚で、静かに心が落ち着いていく体験でした。
スペインの人々の信仰の深さが、こんな素晴らしい大聖堂として表れているのでしょうね。
屋上に登ることもでき、屋上からバルセロナを360度見渡せ、その眺めも素晴らしかったです。

サンタエウラリア大聖堂からサグラダファミリも見れました。

VRという標識があり、なにかと思っていってみると部屋がありそこでVR体験ができます。
ゴーグルをつけるとそこは仮想空間。
解説に日本語がないのが残念でしたが、バルセロナの街のことやこの大聖堂の解説をしているんだろうなとわかり楽しめました。
その後中庭のガチョウを見て、ギフトショップをサラッと見て出てきました。
お手洗いを借りたのですが、こちらのお手洗いは便座のないタイプだったのでご注意くださいね。

シャンデリアに目を見張るカタルーニャ音楽堂

次に訪れたのがカタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)。
色とりどりのモザイクやステンドグラスが圧巻で、建築の知識がなくても思わず見入ってしまう美しさです。
解説のオーディオを借りての見学や、ガイド付きの見学などのコースが選べます。
私たちは英語ガイドのコースを選びました。
カタルーニャ音楽堂はガウディと並ぶ建築家であるモンタネール(ムンタネー)の作品。
今でも多数の演奏会が開催されていて、私たちが見学した時間帯にもバレエの公演の予行演習が行われていました。
ガイドさんによると、この音楽堂の建設に当たって寄付を集めたそうで、その寄付者の名前が椅子に書かれているとのこと。

私はここのステンドグラスのシャンデリアをぜひ見たくて行きましたが、とても美しく、見れてよかったです。


ランチにおすすめ!市場近くの地元バル「Bar Restaurant L’Univers」
この日のランチ、本来はボケリア市場での食べ歩きを予定していました。
しかし、一緒に街歩きをしている姉が「もう歩けない」とのこと。
地図を見ると近くにサンタ・カタリーナ市場があったのでそこに行くことにしました。
その市場に隣接するバルがあったのでそこで食べることに。
▶お店のInstagramはこちら
Bar Restaurant L’Univers
姉はミートボール、私はお魚を頼みました。

そのお魚もとても美味しかったのですが、付け合わせの豆がとても美味しく、豆好きの私は満足でした。
体力やスケジュールに応じて、柔軟にスポットを変えるのも、無理なく楽しむ旅の秘訣です。

午後はサグラダ・ファミリアへ|チケット予約と見学ポイント

ランチ後はバルセロナ観光のメイン、サグラダ・ファミリアです。
実は日本から申し込んでいた日本語ガイドツアーは、10日ほど前に「催行できない」との連絡があり、やむを得ず英語ツアーに切り替えた経緯があります。
結果として、それでもガイドツアーにして本当に良かったと感じました。
サグラダ・ファミリアは外観だけでなく、内部にも見どころが非常に多く、予備知識があると余計に深く味わえます。
ガイドツアーに参加するか、事前に少しだけでも背景を予習しておくのをおすすめします。

ツアーでは「生誕のファサード」側から入場。
ここはイエス・キリストの誕生から幼少期を表現したエリアで、ガウディが生存中に実際に建設された、非常に貴重な部分だと教わりました。
細やかで生命感あふれる彫刻の数々に、思わず見入ってしまいます。
内部に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのがまるで森林の中にいるような高い柱と天井、そして色鮮やかなステンドグラス。
光が建物全体を包み込み、言葉を失うほどの美しさでした。

そして、最後に見学したのが「受難のファサード」側。
こちらはキリストの死と復活をテーマにした彫刻が並び、「生誕」とはまったく異なる直線的で力強く荘厳な印象を受けました。
サグラダ・ファミリアは、建築というよりも大きな芸術作品だと感じました。
もし機会があれば、ぜひ一度は訪れてほしいと心から思える特別なスポットです。
サグラダ・ファミリアの彫刻を手がけている日本人外尾悦郎氏の本です。
2日目朝|カサ・バトリョの魅力とおすすめ入場チケット

2日目の朝、朝9時のチケットで訪れたのはガウディが手がけた邸宅建築「カサ・バトリョ」。
前日に見たサグラダ・ファミリアが宗教的で壮麗な空間だったのに対し、こちらは“住まい”として設計された建物。
その雰囲気はまったく異なり、楽しくてどこかかわいらしい印象すら受けました。

特に印象的だったのは、建物全体に多用されている曲線の美しさ。
壁も天井も階段もまるで海の中を漂っているような感覚に包まれ、歩いているだけでわくわくするような空間です。
「設計図を使わず、模型をもとに建てられた」というエピソードも本当に驚きで、ガウディの天才性を感じずにはいられませんでした。
今回はゴールドチケットでの入場だったため、通常チケットでは見られない特別なお部屋や屋根にも行くことができ、より深くこの邸宅の世界観を堪能できました。
音声ガイドもとても分かりやすく、ガウディの意図や工夫を知りながら見学できるのも魅力の一つです。

外観だけでも十分に目を引く建物ですが、本当の魅力は内部にこそあると感じました。
もし時間に余裕があればぜひ中までじっくり見学していただきたい、おすすめのスポットです。
漫画家・井上雄彦氏がガウディ建築をめぐる本。ガウディ建築を知りたい方へ。
バルセロナ建築旅行を1.5日で満喫するコツとは?
限られた1.5日の滞在でも、バルセロナの街はその美しさと深い芸術性で心に残る感動を与えてくれました。
ガウディ建築の象徴ともいえる「サグラダ・ファミリア」では、そのスケールと構造美、ステンドグラスの光に圧倒されまるで祈りの空間に包まれているような体験を味わえました。

「カサ・バトリョ」は、ガウディの遊び心が随所に感じられるかわいらしい住宅で、まるでファンタージーの世界のようでした。
けれど、バルセロナ建築の魅力はガウディだけではありません。
サンタエウラリア大聖堂では、信仰と歴史の重みを肌で感じ屋上からの絶景に感動。

カタルーニャ音楽堂では、モンタネールの手による華やかで繊細な装飾とステンドグラスが、音楽と建築の美しさを融合させた空間として心に残りました。
「空間」が心に影響を与える存在であることは以前から感じていましたが、その背後にいる建築家の存在にまで意識を向けることは少なかったように思います。

今回の旅では、空間を創り出す建築家たちの想いや技によって、私たちが深く感動し、癒され、心動かされるという体験を得ることができました。
創造と芸術のエネルギーに満ちたこの街。
訪れる方には、きっと何か特別な感覚が残るはずです。
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サグラダ•ファミリアとガウディ、そしてサグラダ・ファミリアの彫刻家の外尾悦郎氏について英語の教科書で読んだ時の感動を思い出しました。建築物なのに、設計図なしでも、まるで有機物のように変化し続ける姿と、そこに込められたガウディの志に、心動かされただ記憶があります。光の柔らかさ、胎内にいるような心地よさを、こちらの記事と写真から感じました。ぜひ私もこの目で見たい!
コメントありがとうございます!サグラダ・ファミリア、ほんとに生きてるみたいに変化し続ける建物ですよね。ここまでのものを創りあげるガウディの情熱と想いには、私も心を動かされました。ぜひぜひ、いつかご自身の目で見てみてください!きっとその場の空気すべてが、心に響くと思います。