結婚60周年「ダイヤモンド婚」を祝う親孝行旅行|4世代で巡る玉造温泉&出雲大社プラン
みなさん「ダイヤモンド婚」って聞いたことがありますか?
私は母の両親のダイヤモンド婚のお祝いに参加したことがあるので、知っていました。
そして今回、私の両親もめでたくダイヤモンド婚(結婚60周年!)を迎えたのです。
両親は何年か前から「ダイヤモンド婚のときには、家族みんなで旅行に行こう!」と楽しみに話していました。
その願いがついに実現し、今回は85歳から1歳までが揃う、まさに4世代の記念旅行となりました。
大人12名、子ども2名の総勢14名で、島根の足立美術館と出雲大社をめぐる旅。
世代を超えて楽しめる観光コースを、家族全員でにぎやかに満喫してきました。
夫婦そろってダイヤモンド婚を迎えられるのは決して当たり前ではありません。
長寿社会とはいえ、ここまで健康で一緒に歩んできた夫婦は珍しいのではないでしょうか。
さらに、その大切な記念日に家族全員で旅行に出かけられるほど両親が元気でいてくれることは、私たちにとって大きな喜びでした。
そんなダイヤモンド婚の旅行プランから両親へのプレゼントの選び方まで紹介します。
玉造温泉&出雲大社|4世代で楽しむ記念旅行

父からのリクエストは玉造温泉だったので、行き先は島根県になりました。
そして島根県と言えば足立美術館と出雲大社というのが観光の王道ではないでしょうか。
みんな以前行ったことがあるのですが、このコースは何度行ってもいいものです。
1日目は移動日、2日目に足立美術館と安来節演芸館、出雲大社に行き、3日目はまた移動日というプランです。
宿選びでは「大人数でもゆったり過ごせること」「子どもから高齢の両親まで安心できる設備があること」を重視しました。

1日目:玉造温泉で家族団らん

私たちは九州から、両親と姉たちは四国からの現地集合です。
九州組は大人7名と子ども2名。
車2台で行くか、レンタカーを借りるか悩みましたが、レンタカーを借りて1台で行くことに。
途中に松江フォレストパークにも寄り、宿についたのは17時過ぎでした。
両親たちは先に着いており、そこでみんなと再会です。
玉造温泉は古来より「美肌の湯」として知られ、硫酸塩泉の柔らかなお湯が旅の疲れを癒してくれます。
夕食会場は個室を用意してくれたので、私たちが事前に準備していたプレゼントの贈呈や、手紙の朗読、質問タイムなどができました。
そしてこの夜、思いがけないサプライズがもうひとつありました。
それは、両親から曾孫たちへのプレゼント。
渡されたのは、なんと阿波踊りの法被と提灯。
実はこのプレゼント、3歳の曾孫が夏に阿波踊りを見て大喜びし、九州に帰ってからも夢中になって見よう見まねで踊っていたことを、両親がとても微笑ましく思っていたのだそうです。
その姿を思い出しながら、「きっと喜ぶだろう」と用意してくれていたのでした。
曾孫たちが法被を羽織ってはしゃぐ姿に、両親の笑顔もさらに大きくなり、部屋全体があたたかい空気に包まれました。

2日目:足立美術館と出雲大社をめぐる

2日目は世界的に評価される足立美術館へ。
四季折々に表情を変える日本庭園は、まるで絵画のような美しさで、時間を忘れて庭園をいつまでも眺めていたかったです。
横山大観をはじめとする名画も素晴らしく、美しいものを見て目が喜ぶような感覚で、芸術に触れる贅沢な時間を過ごしました。
その後、父のリクエストで安来節演芸館へ。
民謡やどじょうすくいなどを楽しみました。
午後からはランチを食べて出雲大社です。
この日の宿は、出雲大社から徒歩10分ほどの場所にあります。
出雲大社の無料駐車場は早くに満車になるし、そこからも少し歩かないといけないという話を聞いたので少し工夫をすることに。
両親やちびっこたち、そして私と姉は、鳥居の近くで先に下車し、夫たちが車を宿まで運転して駐車、その後、徒歩で合流してくれました。
スムーズな段取りのおかげで、両親も無理なく参拝を楽しめ、ありがたいことに旅のペースも崩れずに済みました。
縁結びの神様として名高い神社は、結婚60周年を祝う私たち家族にとって特別な意味を持ちます。
手を合わせる時間は、まさに「ご縁」を改めて感じる瞬間でした。
3日目:出雲大社の早朝参拝

最終日の朝は、再び出雲大社へ早朝参拝に。
人が少なく静寂に包まれた境内は、昼間とはまた違った雰囲気でとても印象に残りました。
実は2日目に、姉が地元の友人と偶然出雲大社で出会い、その方に参拝方法などを教えてもらったそうです。
そのため、この日は朝の5時半に稲佐の浜に行くところからスタートしました。
(両親は宿でゆっくりしてもらいました)
出雲大社で御砂をいただく方法など、こちらのブログに詳しく書いています。
出雲大社・稲佐の浜の巡礼ガイド|御砂の交換方法と参拝手順を体験レポート
4世代旅行を成功させるための工夫とポイント

今回の旅行が家族全員にとって満足のいくものになったのは、いくつかの工夫を細やかに重ねてきたからだと思います。
まず、移動手段として九州からは全員が乗れるようにレンタカーを1台手配し、道中もみんなで楽しめるようにしました。
また、4世代旅行は世代によって体力や関心も異なります。
一番上が85歳、一番下が1歳という、実に84歳差のある4世代が一緒に動くため、特に両親の体力面には最大限の気遣いをしました。
足立美術館や出雲大社など、どうしても歩く必要がある場所もありましたが、それ以外では極力車での移動を確保。
出雲大社近くでも、先に高齢の両親とちびっこたち、私たちが下車し、夫たちが車を旅館に停めてから合流するなど、移動の工夫を凝らしました。
食事面でも、人数が多い分ランチの混雑や待ち時間を避けるため、事前に予約を行い、両親を長時間待たせることのないように配慮。
そして、両親へのプレゼントは「何を贈れば喜んでもらえるか?」を事前にリサーチし、両親の欲しいものを選びました。
ちなみに旅行当日は雨予報でしたが、私と姉の「晴れ女パワー」が勝ったのか、大事な場面では雨に降られずに快適に過ごせました。
結婚60周年旅行|家族の絆を深める特別な時間

今回の旅行を通して、改めて感じたのは、やはり「一緒に過ごす時間こそが一番のプレゼント」だということでした。
感謝を形にする演出
宿での夕食時には、プレゼント贈呈や私と姉がそれぞれ書いた手紙を朗読。
書いているときから両親の今までの人生を思い、読むときもその想いがよみがえってきて、思わず胸が熱くなる場面もありました。
質問タイムで引き出す思い出話|普段聞けない親のエピソード
さらに、両親への質問も事前に準備しており、「若い頃の暮らしはどうだった?」「新婚旅行の思い出は?」「これから私たちに伝えたいことは?」など、普段はなかなか聞けない話を改めて聞けました。
そんな時間が持てたこと自体が、家族にとってかけがえのない宝物になったと感じています。
家族の記念行事は、一般的なイベントとはまた異なり、ふとした瞬間に蘇るあたたかな記憶になります。
ダイヤモンド婚旅行は「今」できる親孝行
両親もとても喜んでくれて、本当にみんな元気で一緒に旅行できたことが何よりの幸せでした。
これからも、こんな時間を一つずつ積み重ねていけたらと思います。
人生の節目には、やはり時間をかけてお祝いすることの大切さを実感しました。
毎日が慌ただしく過ぎていく中で、こうした特別な時間こそが、家族の絆をより深めてくれるのだと思います。
「いつか」ではなく、「今」できる親孝行。
今回の旅行を通して、それを行動に移せたことが何よりの財産です。
親への結婚記念日プレゼントの選び方と実例

今回私たちはプレゼントを準備したのですが、親へのプレゼントって、何をあげればいいんだろうと頭を悩ませますよね。
本人に聞いても「欲しいものはない」と言うし…
きっと親へのプレゼントに頭を悩ましているのは私だけではないはず。
そこで記念日に送るプレゼントのポイントと実際に送ったものを紹介します。
記念日に贈るプレゼントのポイント
両親へのプレゼントを選ぶ際は、以下の視点が役立ちます。
思い出を共有できるもの:旅行や体験ギフトなど、家族で一緒に楽しめる体験型プレゼント。
日常生活で役立つもの:健康器具や家電など、実用性が高く長く使えるもの。
気持ちが伝わるもの:手紙やアルバムなど、感謝を形に残せる心のこもった贈り物。
この3つの要素を組み合わせると、記念日をより特別なものにできるはずです。
私たちが選んだプレゼント
私は最初、着ると疲労回復する服を送ったらいいのではと思っていました。
着て寝るだけで疲れやコリが取れるのならお手軽ですよね。
洗い替えも含めてセットでプレゼントしたいなと。
しかし両親に打診したところ、「いらない」と。
姉と相談を重ねた結果、ある健康器具を選びました。
決め手は母に聞くと「欲しい」と言ったから。
サプライズのプレゼントもいいですが、私は相手が望んでいるものをあげるのが一番だと思っています。
まとめ|ダイヤモンド婚を旅行で祝う親孝行のすすめ

結婚60周年という大きな節目を、4世代そろって旅行で祝うことができたのは、家族全員にとってかけがえのない経験となりました。
玉造温泉での癒し、足立美術館での芸術鑑賞、出雲大社での参拝と、島根の魅力を存分に楽しみながら、両親への感謝を形にできたのは本当に幸せな時間でした。
「ダイヤモンド婚」を迎えること自体が稀であり、さらに旅行を楽しめるほど元気な両親がそろっていることは、奇跡的とも言えることです。
だからこそ、今回の旅行は一層特別なものになりました。
記念日にはみんなで一緒の旅行という体験をし、さらに心のこもった贈り物を添えることで、思い出と実用品の両方を届けられました。
これから結婚記念日旅行を検討している方にとって、今回の体験記が少しでも参考になれば嬉しく思います。


