「ゆるす方法」がわからないあなたへ|心が軽くなる5つの実践ワーク
「ゆるしたいのに、できない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
頭ではわかっている。そろそろ手放したいとも思っている。
でも、心がついてこない──。
そんな葛藤を抱えるあなたへ。
この記事では、「ゆるす」ために実際に試せる5つのワークをご紹介します。
スピリチュアルと心理の視点を取り入れながら、心が少しずつ整っていくプロセスを一緒に進めていきましょう。
なぜ「ゆるしたいのにできない」のか?

「もういい加減、ゆるしたい」
そう思っても、なかなか心がついてこないことってありますよね。
それには、ちゃんと理由があるのです。
自分を責めずに、その理由に優しく目を向けていきましょう。

感情が残っているのは自然なこと

「まだ怒ってるなんて…」「未熟なのかな…」
そんなふうに思う必要はまったくありません。
感情はスイッチのようにON/OFFできるものではなく、波のようにゆっくりと訪れては去っていくもの。
ゆるせないと思う感情が残っているのは、それだけ深く傷ついた証拠であり、それほど大切にしていたものがあったということでもあるのです。
自分の気持ちに正直であること。
それは、癒しのスタート地点です。
「完璧なゆるし」は目指さなくていい

ゆるしは、「0か100か」で測るものではありません。
100%ゆるせなければ意味がない──そんな思い込みがあると、自分をさらに追い詰めてしまいます。
でも実際は、ほんの1ミリでも「前より少し気にならなくなったかも」と思えたなら、それはもう、ゆるしが始まっている証拠です。
完璧じゃなくていい。あなたのペースで心をほぐしていきましょう。
「許せない感情を手放す方法|今日からできる5つのワーク

ではここからは、実際にご自身の手で取り組める「ゆるしのワーク」をご紹介します。
誰かに話さなくても、特別な道具がなくてもできるものばかりです。
日常の中で、心をゆるめる習慣を取り入れていきましょう。
ワークの前に、心の仕組みを知っておくと取り組みやすくなります。
→ 心が苦しくなる理由を先に知りたい方へ
① ジャーナリング(感情の書き出し)
ノートとペンさえあれば、すぐに始められるシンプルなワーク。
「いま、私はどんな感情を抱えているか?」
「何が一番、ひっかかっているのか?」
頭の中にある感情や思考を、誰にも見せないつもりで、正直に書き出してみてください。
書いているうちに、自分でも気づいていなかった本音や、本当はずっと悲しかったという気持ちに出会えることがあります。
ジャーナリングは、自分の中にある「真実」に近づく大切な時間です。
② インナーチャイルドとの対話
インナーチャイルドとは、あなたの中にいる「傷ついた子ども」のような存在です。
理不尽なことがあったり、寂しかった経験が癒されないままだと、大人になってからも同じように傷つきやすくなってしまいます。
そんな自分に、優しく声をかけてあげましょう。
【簡単なやり方】
- 静かな時間に、目を閉じて深呼吸
- 子どもの頃の自分を思い浮かべる
- その子に優しく話しかける
たとえば――
「つらかったね」「よく頑張ってたね」
「もう大丈夫だよ」「私がそばにいるからね」
涙が出てもOK。何も感じなくても大丈夫。
大切なのは、自分の味方になってあげることです。
毎日少しずつでいいんです。
心の奥の小さなあなたが、ゆっくり癒されていきますから。
③ アファメーション(例文つき)
アファメーションとは、肯定的な言葉を自分に繰り返すことで、潜在意識を徐々に書き換えていく方法です。
最初は抵抗があるかもしれませんが、毎日声に出したり、ノートに書いたりすることで、心の波がゆるやかに整っていきます。
おすすめのアファメーション例:
私は私の感情を大切にしていい
私は過去から自由になることを選びます
私は私自身を愛し、認め、許します
アファメーションは、「未来のあなた」から「今のあなた」へのメッセージでもあります。
④ 呼吸・マインドフルネス瞑想
呼吸は、いつでも「今この瞬間」に戻してくれるツールです。
マインドフルネス瞑想は、過去や未来ではなく、「今この瞬間」に意識を集中させることで、思考のノイズを静め、心のスペースを取り戻す方法です。
静かに目を閉じて、ただ呼吸を感じてみましょう。
「吸って…吐いて…」シンプルですが、この繰り返しが、心の中に穏やかさを育ててくれます。
許せないと思う出来事は、ほぼすべて「今この瞬間」に起きていることではありません。
でもそれを「今」に持ってきてしまうからこそ、心が苦しくなるのです。
呼吸を通して、「今、ここ」に戻りましょう。
過去を手放し、未来を心配することなく、この一瞬に意識を置いたとき、あなたの内側には、本来の静けさと安心感が戻ってきます。
⑤ ボイジャータロットでのメッセージ
私が毎月「今月の運勢」で使用しているボイジャータロットは、「今ここ」の自分に必要な気づきを与えてくれる強力なツールです。
「私は何をゆるせずにいるのか?」
「どうすれば手放せるのか?」
そんな問いをカードに投げかけて、出てきたメッセージを受け取ってみてください。
たとえば「Balance」のカードが出たら、今は自分の感情と向き合い、バランスを取り戻す時期かもしれません。
タロットを通して自分と深く対話する時間は、思っている以上に心をほぐしてくれます。
ゆるせるようになると、自分に起きる3つの良い変化

ゆるすことは、相手のためではなく、自分のため。
実際にワークを続けていく中で、心や人間関係に変化が表れてきます。
そのプロセスの中で、どんな「恩恵」があるのかを見ていきましょう。
自己肯定感が上がる
「こんなふうに感じる自分はダメなんだ」
「いつまでも根に持っているなんておかしい」
そう思っていた気持ちが、だんだんと緩んでくると、「これでいいんだ」「私も私で、がんばってきたんだ」と自分を肯定できる瞬間が増えていきます。
ゆるすことは、自分の内側にあった否定を癒すプロセスでもあるのです。
人間関係が変わる
心が整ってくると、不思議と周囲との関係も変わっていきます。
以前よりもイライラしなくなったり、相手に過剰な期待をしなくなったりすることで、人間関係が自然とスムーズになるのです。
あなたが自分を慈しむほどに、それを映すような人が引き寄せられてきます。
過去への執着が減る
ゆるせない気持ちに囚われていると、何度も過去を思い出してしまいますよね。
でも、ワークを重ねていくことで、「もうその出来事にエネルギーを注がなくていいんだ」と、自然と過去への執着が減っていきます。
過去は変えられませんが、「今」のあなたの在り方は、自分で選ぶことができるのです。
ゆるしは、あなたの心を自由にするギフト

ゆるすことには、時間がかかっても大丈夫です。
すぐにできなくても、焦らなくていいのです。
大切なのは、自分に優しく寄り添いながら進むそのプロセス自体が、あなたへの深い癒しと愛になるということ。
「許さない」という状態は、ずっと心の中に硬いしこりを抱え込んで、その場にとどまって緊張し続けているようなものです。
ゆるしのプロセスを進むうちに、そのしこりがゆっくりとやわらぎ、ずっと力を入れていた場所がふっと緩むような瞬間が訪れます。
そのとき、はじめて気づくのです。
「もう苦しまなくていいんだ」
「私は私を、大切にしていいんだ」と。
そう思える瞬間が、きっとあなたにも訪れます。
あなたの心が、やわらかく、自由に、光を帯びていきますように。
ワークをしても感情が出てくるのは自然なことです。
その気持ちとの向き合い方をこちらで丁寧に書いています。
→ 「許せない」が続いているときは

