【人生に迷う40代へ】「モヤモヤの正体」に気づく3つの深い問いかけ《前編》
「このままで、本当にいいのかな?」
そんなふうに、ふと人生にモヤモヤを感じたことはありませんか?
40代は、これまでの人生をふり返り、「自分らしい生き方とは?」と立ち止まるタイミング。
子育てや仕事、家族のことに日々追われる中で、「特別な不満があるわけじゃない。でも、何かが違う」そんな気持ちを抱えている方も少なくありません。
実はその「モヤモヤ」こそが、あなたの本音のサイン。
そしてそのサインを無視せず、しっかり受け止めることで、これからの人生がもっと自由に、もっと豊かに変わり始めます。
この記事では、40代で「人生に迷う」瞬間に訪れる「モヤモヤの正体」に気づき、本当の自分を取り戻すための3つの問いかけを、前編・後編に分けてお届けします。
なぜ40代になると「このままでいいのか」と感じるのか?

40代というのは、多くの人にとって「人生の折り返し地点」。
今までの積み重ねが一旦落ち着き、ふと自分の人生を振り返るタイミングでもあります。
子育てがひと段落したり、仕事のスキルが安定してきたり。
あるいは、ご両親の体調の変化や、自分自身の体力の衰えに気づくことも。
そんな「変化の波」が押し寄せてくるのが、ちょうどこの時期。
さらに社会的な役割や責任感に応えるあまり、「自分を置き去り」にしてきたことに気づく人も少なくありません。
だからこそ、40代で立ち止まることはとても自然なことです。
むしろ、これは「本当の自分に戻るチャンス」になるかもしれません。
人生を見直したいときに効く3つの問いかけ【前編】

では、どのように自分の人生を見直せばよいのでしょうか?
ここでは、私自身が実際に使ってきた、シンプルでありながら深い3つの問いかけのうち最初の問いかけをご紹介します。
問いかけその1「本当は、どんな人生を生きたかった?」
この問いは、一見シンプルですが、心の奥深くまで潜っていく力を持っています。
そのため、多くの人が「うまく答えられない」と感じるかもしれません。
でも、だからこそ今、ゆっくり時間を取って、自分に問いかけてみてほしいのです。
子どもの頃の夢に、人生のヒントがある
小さな頃、あなたは何にワクワクしていましたか?
どんな未来を思い描いていましたか?
たとえば、私は子どもの頃、見知らぬ国と、その国で生活する人たちを想像してワクワクしていました。
ギリシャやフィンランドのお友だちと文通もしていました。
その頃の私は、ただ「そうしたい」という気持ちだけで夢を描くことができていました。
あなたにも、そんな無邪気な想いがあったのではないでしょうか。
絵を描くこと、動物と過ごすこと、人と話すこと、歌うこと、書くこと…
大人になった今、それらの夢や憧れは、どこにしまい込まれているでしょうか?
「常識」や「年齢」に縛られていない?
社会に出てからは、私たちはたくさんの「選択」を迫られます。
「安定している会社に入るのが安心」
「結婚して家庭を持つのが幸せ」
「子育てはこうあるべき」
「○歳なんだから、もう夢は見ていられない」
そんな言葉たちを、誰かに言われたわけでもないのに、まるで「常識」のように受け止めて、自分に課してしまうのです。
そのうちに、「本当はこうしたかった」と感じる気持ちにフタをして、「世間一般」というよくわからない基準に沿った生き方を選ぶようになっていきます。
でも、その気持ちは決して消えたわけではなく、ずっと心のどこかでうずいている。
そして、40代になったタイミングでもう我慢できなくなって、「このままでいいの?」という問いとなって現れているのです。
封印してきた想いが「このままでいいの?」という問いに変わる
過去の夢が今の自分と違っていたとしても、その夢の中にある「感情」は、今も大切なヒントになります。
たとえば、
「海外を旅したかった」=見たい、聞きたい、知りたいという好奇心
「お店を持ちたかった」=人とつながり、喜んでもらいたい
「物語を書きたかった」=自分の世界を表現したい
──そんな風に、本当に望んでいた「人生の質」が見えてくるのです。
そして、それは40代からでも、50代からでも、いつからでも叶えられます。
いきなり全てを変える必要はありません。
少しずつ、日常の中に「自分の願い」を取り戻していくことから始めればいいのです。
「思い出すこと」が、人生を動かし始める第一歩
あなたが今、心にモヤモヤを感じているのなら、それは「あなたらしい人生に戻りたい」というサインです。
どんな小さな願いでもいいのです。
まずは、あなたの心の奥底にある「本当はこう生きたかった」を、もう一度、丁寧に思い出してあげてください。
それが、これからの人生をもっと豊かに、もっと納得できるものにする第一歩になります。
自分の気持ちがわからなくなったあなたへ。今こそ「自分の番」を取り戻すとき

私は、周りの方から人生についてのご相談をいただく機会が多くあります。
その中で、いつも感じることがあります。
それは、多くの方が――
「世間ではこうだから」
「普通はこうするよね」
「大体みんな、そんなものだよ」
そんな「よくわからない誰かの声」に、とても強く縛られているということです。
もちろん、それが悪いわけではありません。
けれど、それを聞きすぎてしまった結果、自分の心の声が聞こえなくなってしまっているようです。
「正直、よくわからないんです」
「自分のやりたいことって、なんでしょうね?」
「食べたいものすら、ピンとこない時があります」
「自分がどうなったら嬉しいのかも…もう、わからないんです」
こんな風に、ご自身の本音が見えなくなっている方は、決して少なくありません。
なぜならこれまでずっと、自分のことを後回しにして生きてきたから。
家族のこと、職場のこと、周囲との関係。
みんなが心地よく過ごせるようにと、一生懸命に「誰かのために」頑張ってきた結果、いつの間にか「自分の感情や欲求」に気づく時間が減ってしまっただけなのです。
それは、「怠けていたから」でも「自己理解が足りないから」でもありません。
ただ、「自分の番」が後になっていただけなのです。
だからこそ、今。
あなた自身の気持ちを、再確認する時期が来ています。
「私は、何をしているときにワクワクする?」
「どんなことをしていると、素の自分でいられる?」
後編では、そんな問いに向き合うことで、「自分らしさ」という軸を取り戻していくお話をお届けします。
どうぞ、後編も引き続きお読みください。
40代の人生迷子から抜け出す「自分らしさ」を思い出す3つの深い問いかけ≪後編≫


