【トラブル体験談】スペイン旅行中に起きた意外な出来事5選|笑えるハプニング集
旅先では、計画通りにいかないこともしばしば。
特に海外旅行となると、言語や文化の違い、現地ならではのイベントなどが重なり、思わぬトラブルやハプニングが発生します。
でも、それもすべてが旅の魅力。
今回は、スペイン旅行中に私が実際に体験した「予想外の出来事」について、エピソードを交えてお話しします。
旅行を楽しみたい方、スペインに行く予定のある方に、ぜひ読んでいただきたいこぼれ話満載です。
セビージャで「コルプス・クリスティ」に遭遇|交通規制で路面電車が運休に

スペイン南部の街、セビージャ。
情熱のフラメンコが生まれたこの街には4泊しました。
5日目のマドリードに移動する日は、偶然にも「コルプス・クリスティ(Corpus Christi)」という伝統的なお祭りの日でした。
カトリックの祝日であるこの日は、街全体が宗教的なムードに包まれ、美しい装飾とともに聖体を祀る行進が行われます。
前日から街中のあちこちに祭壇が設けられ、ベランダにマントン(ショール)を飾るところもあり、人々の熱気があふれていました。


当日は路面電車の線路沿いに椅子が並べられ、道にはローズマリーなどが敷き詰められ、いい香りが漂っています。

正装の地元の人たちが続々と集まってきていて、セビージャの人たちにとってすごく大切な行事なんだろうなと感じました。

観光客にとっては貴重な体験となる一方で、予想外の問題も発生。
お祭りの影響で路面電車が午前中運休となり、さらにはタクシーも捕まらない状態に。
その日はマドリードに移動するため、駅に行かなければいけないのです。
仕方なく徒歩30分の道のりをスーツケースを引きながら歩くことに。

30分なら歩けないこともありません。
駅までの公共交通機関は使えませんでしたが、道中で見かけたお祭りの装飾や街の賑わいは忘れがたいものとなりました。
座っていて腰が痛くなる人にはあった方がいいかも↑
海外旅行中の防犯ミス3連発|実体験から学ぶ注意点

今回の旅は姉と一緒でした。
その姉の“やらかし”が立て続けに発生。
財布引きずり事件

防犯対策で財布をカバンに紐でつないでいましたが、いつの間にかその財布を落として地面をズルズルと引きずっている状態に。
姉はまったく気づいておらず、通行人に指摘されてようやく事態を把握しました。
私はこれをつけていきました↑
クレジットカード落とし事件

スーパーで買い物をして、帰ろうと横断歩道を渡っているとき姉が路上でカードを落としたのです。
しかも持っていた3枚のカードを全部。
それに気づかず、涼しい顔で歩き続けようとする姉。
幸いにも、その横断歩道で停止していたバイクの人が落としたことを教えてくれました。
被害はありませんでしたが、その人が教えてくれなかったらカードを紛失してしまいその後の旅行が楽しくなくなったかもしれません。
姉にはこんなのが必要かも↑
カバン放置事件

カフェで休憩中、姉は日本と同じ感覚で自分のカバンを隣の椅子にポンと置き、そのまま目を離す場面も。
ヨーロッパではスリや置き引きが非常に多く、ほんの一瞬の油断が致命的になります。
幸いこの時も、取られる前に気づいたので事なきを得ました。
3つとも大事に至る前になんとかなっているのですが、これはただ単にラッキーだっただけで一歩間違えれば警察に駆け込まないといけなくなる事案です。
みなさまが海外旅行されるときは、気を引き締めてこのようなことが起こりませんよう…
行きの飛行機の中で姉のネックピローが壊れたそうです。次はこれがいいかも↑
スペイン鉄道の座席指定で失敗!なぜ向かい合わせに?

セビージャからマドリード間の電車を利用するとき、事前に座席指定もばっちり行っていました。
「知らない人と向かい合わせになるのは避けたいな」と思っていたにもかかわらず、なぜか当日乗ってみると、向かいにガタイのいいおじ様たちが。
チケットを確認すると、確かに向かい合わせの席になっており、自分の予約ミスに気付きました。
しかし、知らない人と向かい合わせの席があることを知っていて、避けたいと思っていたはずなのに、なぜその席を予約してしまったのか今でも謎です。
変換プラグも海外旅行には必要
バラハス空港でタックスリファンド申請失敗

ヨーロッパでは買い物をした際には「タックスリファンド(税金還付)」の申請が可能です。
私もせっかくなので、買い物をしたときに税金還付ができるようにしてもらい、マドリード・バラハス空港でその手続きを試みました。
還付といっても何百円かの金額で、しなくてもよかったのですが、後学のために経験しておこうと思いました。
しかし有人窓口は長蛇の列。
しかも対応窓口はいくつかあるのですが、開いているのは一つだけ。
並んではみたものの、列がなかなか動かず断念しました。
ちなみに無人窓口(機械)でレシートをスキャンはしたのですが、その後どうしていいかわかりませんでした。
帰国してほかの方の記事を読むと、出国審査を通ったあとに還付してくれるカウンターがあるそうです。
なるほど。次の機会があればしてみます。
ただ、事前に知っていても、今回は時間がなくてできなかったです。
理由は以下のエピソードに書いています。
私は延長コードもついているこちらを使っています。
マドリード・バラハス空港の出国手続きに要注意|3時間前到着でもギリギリ!?

スペインの首都マドリードにあるバラハス空港。
利用者の多さゆえ、チェックインやセキュリティチェックに時間がかかることも。
今回、私は余裕を持って3時間前に空港へ到着しました。
ところが、いざ中に入ってみると、すごくたくさんの人!
チェックインカウンターではそこまで並ばなかったのですが、その後の免税手続き(途中であきらめた)や、セキュリティチェック、搭乗ゲートまでの空港内電車移動、出国審査のそれぞれで、とにかく長蛇の列。
私たちの搭乗ゲートまでは、空港内の電車に乗る必要がありました。
セキュリティチェックを終えてその電車に乗り、降りてから出国審査までとにかく時間がかかりました。
私たちは11時40分までに搭乗ゲートについていないといけません。
最初はまだ時間があると思っていましたが、列が進まずだんだんと時間が無くなってきました。
仕方がなく「ソーリー」といいながら並んでいる人たちを追い抜き、やっと出国審査の窓口へ。
その時点ですでに11時30分。
さらにそこから私たちの搭乗ゲートまで7分かかるとの掲示が。
…もちろん、走りました。
あの時免税手続きを諦めておいてよかった!
でも、3時間前に空港に着いていてこの状況は、空港としてどうかなと思います。
荷物の多い人はこれを使えばスーツケースに荷物をひっかけられます。
トラブルも旅の醍醐味に|スペイン旅行の“こぼれ話”から学ぶこと

毎回旅行では、思いもよらない出来事がたくさんあります。
でも、どれも帰国後には笑って話せる良い思い出に変わっています。
旅とは、予定通りにいかないことさえも楽しむ気持ちが大切ですよね。
これからスペインへ旅立つ方へ。
スムーズに行かないこともあるかもしれませんが、その分だけドラマがあります。
ハプニングさえ楽しむ気持ちが、旅を豊かにしてくれます。
ぜひ、旅のハプニングも含めて、素敵な思い出をたくさん作ってください。
私はこれを買ってスペインで使いました。簡単に設定できました。
スペインではほとんど現金を使いませんでした。
水1本買うのもタッチ決済です。
Wiseカードを作って持っていってたのですが、これ1枚でATMから現地通貨も引き出せ、タッチ決済もできるのでとても便利でした!
ワイズカードとはこんなカード
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