「大人になって友達いない」と感じるあなたへ。原因と友達を作る具体的な方法を紹介
大人になるにつれ、友達がいないと感じる人は多いのではないでしょうか?
学生時代は学校という自然なコミュニティが存在し、その中で定期的に他者と関わる機会がありました。
しかし、大人になると地元から離れた地域で暮らす場合もあり、そうなると学生時代の友達とはなかなか会えないようになります。
私も、地元から遠く離れ、また卒業した大学とは別の地域に住んでいるため学生時代の友達が近くにいません。
このような「大人になって友達いない」という状況に孤独を感じる人も少なくないでしょう。
しかし本当に友達って必要でしょうか。
もちろんいた方が世界も広がるし、楽しいでしょう!
ただ、友達いないということがそこまで悪いことでもありません。
友達いないという状況を否定的に捉えすぎず、自分自身の幸せを見つけるヒントを探してみませんか。
この記事を通じて、新たな一歩を踏み出し、より充実した人生を送るためのきっかけとなれば幸いです。
大人になって友達がいなくなる理由とは?

学生時代には大勢、または少数だったとしても友達はいたのに、大人になって友達いないと感じるには理由があります。
ライフステージの変化やコミュニティの減少、消極的な自己開示などが原因です。
ライフステージの変化は大きい
大人になると、結婚、子育て、転職などさまざまなライフイベントが訪れます。
これらの変化は、生活リズムや優先順位を大きく変えるため、友人との付き合い方にも影響を与えるでしょう。
たとえば、結婚して家庭を持つと、家族との時間が増え、独身の友人と過ごす時間が減ることがあります。
また、子育て中の親は、育児に追われる日々の中で、自分のための時間を確保すること自体が難しいと感じることも多いでしょう。
さらに、転職や異動によって環境が変わると、新しい職場での人間関係にエネルギーが割かれる一方で、これまでの友人との関係が徐々に疎遠になることも。
こうしたライフステージの変化は、誰にでも起こり得る自然な現象です。
しかし、その結果「友達いない」と感じやすくなるのも事実です。
友達を作る場が少なくなる
学生時代は、学校や部活動、アルバイト先など、友人を作るためのコミュニティが身近にありました。
これらの環境では、同じ目的や興味を持つ人々と自然に交流が生まれ、友情が育まれていきます。
しかし、社会人になると、こうした場があまりありません。
職場はもちろん人間関係を築く場ですが、仕事のための関係が中心で、そこから深い友情に発展するケースは限定的です。
また、プライベートな時間が限られているため、新しい友人を作るために活動する余裕を感じない人も多いでしょう。
そのため、学生時代に作った友人が生活環境の変化で疎遠になった場合、その代わりとなる新しい友人関係を築く機会がないと感じる人が増えるのです。
自己開示してますか
大人になると、自分の感情や考えを他者にさらけ出すことが難しくなることもあります。
その理由の一つは、過去の経験から得た「人間関係のリスク」を避けたいという心理です。
たとえば、他人に弱みを見せることで批判されたり、裏切られたりした経験がある人は、自己開示を控えるようになってしまいますよね。
また、年齢を重ねると、自分自身の価値観が確立される一方で、他人の意見や異なる考え方を受け入れる柔軟性が低下することも。
これにより、共感や信頼をベースにした関係が生まれにくくなり、友人を作るハードルが上がります。
「友達いない」と感じる人が抱える悩み

友達いないと感じて悩んでいる人は、他人と比較して悩んでいることが少なくありません。
また、「いつも自分からばかり連絡している気がする」と感じると、相手にとって自分はあまり重要でないのではないかと、不安や虚しさを覚えることもあります。
これらの悩みに対して、実はそんなに悩む必要はない理由を具体的に紹介していきます。
他人と比較して孤独を感じる
大人になってから「友達いない」と感じる主な原因の一つに、他人との比較が挙げられるでしょう。
SNSなどで他人の交友関係を目にすると、自分には楽しそうな集まりや親しい友人がいないと感じ、孤独感が強まることがあります。
特に、友人の多い人が楽しげに過ごしている様子を見ると、自分が社会的に劣っているのではないかと思うこともあるでしょう。
しかし、多くの人がSNS上ではポジティブな部分だけを共有しているのです。
時には誇張して表現していることもあります。
SNSの全てが現実そのものではありません。
実際に私の周りのお友だちも、友達があまりいないという人が多いですよ。(類は友を呼ぶのかもしれませんが…)
一方的に連絡を取ることへの虚しさ
自分からばかり連絡をしていると感じると、関係が一方通行であるように思えて虚しさを覚えることがあります。
相手からの連絡が少ないと、自分は大切にされていないのではないかと疑心暗鬼になることもあるかもしれませんね。
しかし連絡をしてくれる友達というのは、とてもありがたいのです。
私にも、必ず忘年会の声をかけてくれる友達がいます。
その人がいなければ、ゆるくつながったその集まりが開催されません。
私はとてもその人に感謝しています。
なので虚しさを感じるのではなく、「他の人ができない、縁をつなぐことをしている」「私ってえらい」と誇りに思っていてください。
友達がいないことで得られるメリット

友達がいないことのデメリットにばかり目が向いているかもしれませんが、友達がいないメリットは確実にあります。
そのメリットのいくつかをご紹介します。
自分の時間を大切にできる
友達がいないことで、他人に時間を合わせる必要がなくなり、自分の時間を最大限に活用できます。
一人の時間で自分のためだけの癒しの時間を持つことは、人生でとても大切なことです。
また、自分のペースで物事を進められるため、ストレスを感じることなく自由な時間を楽しめます。
人間関係のストレスが少ない
友人関係は楽しい一方で、時にストレスの原因となることもあります。
たとえば、相手の感情に気を遣ったり、無理に予定を合わせたりすることで疲れを感じることもあるでしょう。
友達がいない状況では、こうしたストレスから解放され、自分自身の感情や体調を優先した生活を送ることが可能です。
趣味や自己成長に集中できる
友達がいないことで、趣味や自己成長に集中する時間が増えます。
新しいスキルを習得したり、興味のある分野を深掘りするなど、他人に干渉されない時間を活用することで、自分自身を高められます。
また、趣味を通じて新しいコミュニティに参加するのであれば、結果的に新たな友人関係を築く可能性も広がるでしょう。
一人でいる時間を有効活用することで、豊かな生活を送ることが可能です。
大人になって友達を作る具体的な方法

自分一人の時間も大切だけど、やっぱり友達がほしいという方は自分から積極的に動きましょう。
いくつか具体的な案を提案します。
趣味や興味を共有するコミュニティに参加
趣味や興味を共有するコミュニティに参加することは、大人になってから友達を作る効果的な方法の一つです。
たとえば、オンラインサークルや地域イベント、趣味の集まりなどが挙げられます。
これらの場では、共通の関心事を持つ人々と出会えるため、会話のきっかけが作りやすく、自然な形で関係を築けます。
また、オンラインサークルは地理的な制約を受けないため、多様な人と交流できますよね。
地域イベントでは、地元のつながりを深め、日常生活にも役立つ関係を築ける可能性があります。
積極的な自己開示
友達を作るには、まず自分から心を開くことが大切です。
積極的に自己開示をすることで、相手に信頼感や親近感を抱いてもらいやすくなります。
小さな会話から始めることで無理なく実践していきましょう。
たとえば、「週末に何をしていましたか?」といった簡単な質問をするだけでも、相手との距離を縮めるきっかけになります。
また、自分の趣味や最近の出来事を軽く話すことで、相手にも共感や興味を引き出しやすくなります。
小さな努力の積み重ね
友達を作るには、小さな努力を積み重ねることが大切です。
たとえば、日常的に笑顔を心がけるだけでも、周囲に親しみやすい印象を与えられます。
また、相手を気遣う一言を添えることで、関係に温かみが生まれます。
「今日はお元気ですか?」といった簡単な声掛けでも、相手との絆を深める一歩となるでしょう。
さらに、一度会った相手と次回の約束をすることも、関係を継続させる重要な要素です。
このように、日常の中での小さな積み重ねが、新たな友情を築く大きなきっかけとなります。
他人と比較せず、自分の幸せを見つけるヒント

私は最初にもお伝えした通り、地元でもない、大学の所在地でもないところで生活しているため学生時代の友達と遊ぶという機会がほとんどありません。
それでも友達いなくて寂しいと思わなかったのは、仕事や子育てに忙しくさらに趣味にも時間を使っていたためだと思います。
自分が満たされる時間を持ったり、趣味を楽しんだりして、人と比べる必要はないとわかれば友達がいてもいなくても幸せです。
自分が満たされる時間を意識的に持つ
他人と比較して孤独を感じる代わりに、自分が満たされる時間を意識的に作りましょう。
たとえば、一人で過ごす時間を活用して、自分の好きなことに没頭すると充実した時間を過ごせます。
他人と比較することなく、自分だけの充実感を得られるでしょう。
趣味や目標を見つけて一人時間を楽しむ
一人時間を楽しむためには、自分にとっての趣味や目標を見つけることが効果的です。
スポーツや読書、旅行など、心から楽しめる活動をしていると、孤独感はいつの間にか忘れるでしょう。
また、目標を設定してそれに向けて努力することは、達成感を得るだけでなく、新しい挑戦を通じて自己成長につながります。
幸せの形は人それぞれであることを認識する
幸せの形は、人それぞれ異なります。
他人が楽しそうに見える瞬間も、それが必ずしも自分にとって必要なものとは限りません。
自分自身の価値観やライフスタイルに合った幸せを見つけることで、他人と比較することなく、自分らしい人生を歩めます。
私の体験で印象的なことがありました。
テレビでダイビングをする人たちを見て私は「楽しそうだなあ」「私も南の島でお魚たちと戯れたいな」と思っていたのです。
実際に体験に行ったのですが、海の上のゆらゆら揺れる不安定さや、シュノーケルの口呼吸が苦手でそんなに楽しめず、私には合わないなと実感しました。
ダイビングが三度の飯より好きという人もいるし、本当に人の幸せや楽しみは人によって違いますね。
まとめ

「友達いない」という状態を否定的に捉えすぎる必要はありません。
大人になってからは、学生時代とは異なる形で友情が育まれることもあります。
むしろ、大人だからこそ築ける深い友情や、人生経験を共有できる関係もあるのです。
最も重要なのは、自分の心地よいペースで行動し、自分自身が幸せを感じられる時間を作ること。
結局は、「友達がいてもいなくても幸せ」という状態になればいいのです。
今はとても幸せだけど、友達がいればもっと幸せかもと思えば、ここでお伝えした友だちを作る方法を参考にしてみてください。
行動を起こすことで、新しい出会いやつながりが生まれる可能性が広がります。
一歩踏み出してみることで、予想外の素晴らしい出会いが待っているかもしれませんね。
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