女性の登山はトイレが心配!山で使えるお役立ちグッズ6選と体験談も!
登山は運動不足解消にもなり、森林浴でリラックスもできる楽しいアクティビティですね。私も初心者向けの山を中心に、ときどき山に登っています。
ただし!
山といえば気になるのがトイレ事情です!この問題で悩んでいるのは私だけではないはず。私はトイレが近い方なので、特に登山でのトイレ問題が心配です。
登山は好きだけどトイレが心配という方のために、登山で使えるトイレ関連グッズの紹介や私の体験談もお話しします。
この記事によってトイレの心配を乗り越えて、登山を楽しんでいただければと思います。
トイレのない登山は尿意が心配

特に女性は、男性よりもトイレの問題に敏感です。男性ならいざとなればちょっとわき道に入り、立ってすることも可能です。でも女性はそうはいきません。登山中にトイレが見つからないと、大変なストレスになります。
トイレ問題のことを考えすぎると、まだ膀胱に尿がたまっていないときでも精神的な作用でトイレに行きたくなりますよね。だからこそいざとなれば「コレ」がある、という何か安心するアイテムを持ちたいものです。
今からそんなあなたの「お守り」になるようなグッズを6つ紹介します。
登山で使えるトイレ関連グッズ6選

登山のトイレ問題に役に立つグッズを6つ紹介します。その中でも私のおすすめは「立って用が足せるグッズ」と「おむつ」です。
登山のトイレ問題を解消する携帯トイレ
携帯トイレは、登山中に最も便利なアイテムの一つです。小さく折りたため、リュックの中で場所を取りません。使いたい時にすぐ取り出せ、用を足した後も臭い漏れが少ないタイプが多くあります。
携帯トイレは使い捨てタイプが一般的で、使用後は専用の密閉袋に入れて持ち帰れます。これにより、環境への影響を最小限に抑えられますね。
リュックのすぐに取り出せる場所に、携帯トイレや1回分のトイレットペーパーなどをジップロックなどに入れて持っておきましょう。

緊急時に使える目隠し用ポンチョ
目隠し用ポンチョは、プライバシーを確保するための必須アイテムです。登山中に急にトイレに行きたくなった場合、人目を避けることが難しいことがあります。このような時に目隠し用ポンチョを使うと、簡単に着脱でき、周囲の視線を気にせず用を足せます。
ポンチョは軽量でコンパクトに収納できるものが多く、荷物がかさばらないので便利です。これもすぐに取り出せるところに入れておきましょう。
登山中に立って用が足せるグッズ
女性用の立って用を足せるグッズがあるのをご存じですか?これを使うとしゃがまずに用を足せます。自然の中でしゃがんで用を足すと、お尻に草があたって不快ですよね。さらに目隠し用ポンチョなどがなければ、お尻が丸出しになります。
しかしこの立って用を足せるグッズを使うと、立ってできるためお尻に草があたったり、お尻を丸出しにしなくてもいいのです。
シリコン製のものや、使い捨ての紙製のものなどがあります。特にシリコン製のものは洗浄して繰り返し使用できるため、経済的です。ジップロックに入れて持っておくと、自然の中でも簡単に用を足せて安心です。

立って用が足せるグッズの使い方などを詳細に説明しているこちらの記事もご覧ください。
緊急時に役立つ尿ケアパッド
尿ケアパッドは、突然の尿意に対応するための心強いアイテムです。トイレがすぐに見つからない場合でも、もし尿ケアパッドをしていれば最悪パンツを濡らすことはないと安心できますね。
尿ケアパッドはメーカーにもよりますが吸水量5ccから300cc程度までラインナップがそろっています。成人1回の尿の量は200-400mlのため、心配な方は吸水量の多いものを準備しておくことをおすすめします。ちょっと厚いナプキンくらいの感覚で安心感が手に入るのならいいと思いませんか?
このように尿ケアパッドは特に長時間の登山や、トイレのない環境では非常に便利です。尿ケアパッドを使用することで、安心感が増し、登山をより楽しめますね。

安心感を持ちたい方のおむつ
登山中に長時間トイレがない状況に備えて、おむつを使うことも一つの方法です。最近の大人用おむつは、薄くて違和感が少ない設計になっています。特に、長時間の登山には安心のアイテムです。
尿ケアパッドの場合、生理用のナプキンのようにもし漏れたらどうしようと思っちゃいますよね。この点、おむつならとても安心です。尿意を感じて、トイレを探すあの焦る気持ちと、いざとなればおむつがあるからなんとかなるという安心感を天秤にかけてみてください。
外から見て、おむつをつけているということはバレません。おむつを使用することで、トイレを心配せずに登山を楽しめます。登山を楽しむ積極的な一つの方法ですね。
手を洗えないときの除菌グッズ
トイレ関連グッズを使用した後の手や道具の除菌には、携帯用の除菌ジェルーやウェットティッシュが便利です。山では手洗いが難しい場合も多いので、これらの除菌グッズを持ち歩くことで、衛生面を保てます。
用を足すときは適切な場所を選ぶ

用を足すときに、人目につかないようにと思って奥深くいってしまいがちです。しかしあまり登山道から離れすぎると危険です。
できるだけ人目につかない場所で、なおかつ急な斜面や水源の近くは避けましょう。急な斜面だと転げ落ちる危険性があります。水源に近い場所だと、近くでその水を使っている人がいて、迷惑になるかもしれません。
女性の登山のトイレ問題についての私の体験談

今まで山で使えるお役立ちグッズ6選を紹介しました。私は普段の山登りは初心者用の山で往復4時間程度のところに行っているため、登る前にトイレを済ませておけばなんとかなっています。
ただし、5,6人で登る場合はどうしてもペースがゆっくりになり、さらに頂上でゆっくり昼ご飯という状況にもなると余計にトイレが心配です。(私は、早く登って早く下りて、下山してからご飯を食べたいのですが)
このようなときには、私はおむつで対応しています。幸い今までトイレに間に合わなかったということがありません。ただ、いざというときのために、おむつに用を足す経験をしていた方がいいのかなとは思っています。
おむつをはくときのワンポイントとしては、おむつのウエストにくる部分を折り曲げておむつがパンツに隠れるようにすることです。そうすると、外から見てバレません。
「蒸れませんか?」という質問を受けたこともありますが、私が山に登るのは春や秋なので、蒸れて気持ちが悪かったということはありませんでした。
実は立って用が足せるグッズも買いました。家のトイレで練習したときには「立って用が足せる!」とちょっと感動しました。次からの登山にはこのグッズもリュックの中に入れておきます。
こういうグッズは緊急時に役に立つ以上に、いざというときには「コレ」があるという安心感を高めるために重要です。
登山のトイレ問題に対処するための事前準備

今までは緊急時に使えるグッズを紹介しましたが、山でトイレを探す羽目にならないように事前準備が大切です。そのためにできる準備を2つ紹介します。
準備1:トイレの位置の把握
登山前に、トイレの位置を事前に確認しておきましょう。私が昇るような低い山は山の中にトイレはありません。そのため、登山前に必ず済ましておきます。登山口によってはトイレがないところもあります。もし登山口にトイレがない場合は、近くのトイレを借りられるところで済ましておきましょう。
準備2:利尿作用のある飲み物は避ける
登山前、できれば前日から利尿作用のある飲み物は避けましょう。利尿作用のある飲み物といえばコーヒーやアルコールなどがあげられます。利尿作用のある飲み物を避けることで、登山中のトイレの頻度を減らせます。
水分補給の大切さ

トイレ問題が怖いからといって水分補給をしないという方もいますが、それはよくありません。水分補給は登山中の体調管理に欠かせません。少量ずつこまめに水分を摂るよう心がけ、脱水症状を防ぎましょう。水分を摂ることで、体調を整え、安全に登山を楽しめます。
使用済みのトイレ関連グッズは持ち帰ろう
山では自然を守ることが大切です。使用済みのトイレ関連グッズは必ず持ち帰り、適切に処分しましょう。専用のビニール袋を用意しておくと便利です。環境を保護するために、ゴミは持ち帰り、登山道はきれいに保ってくださいね。
まとめ

女性の登山はトイレが心配ですよね。そのために山で使えるお役立ちグッズ6選と体験談を紹介しました。
登山中でもトイレのことで頭一杯になると、せっかくの登山が楽しめません。事前に準備をしておくことで、いざという時に冷静に対応できます。登山を快適に楽しむためにも、必要なアイテムを揃え、緊急時の対処法をしっかりと身につけておきましょう。