ボイジャータロット使い方を実例を交えて解説【タロットが好きな方必見!】

このサイトで毎月星座別でボイジャータロットによる今月の運勢があるけど、そもそもボイジャータロットってなあに?

このサイトで「ボイジャータロット」という単語を初めて聞いた方も多いよね。

「ボイジャータロット国際認定ティーチャー」の私が、ボイジャータロットとはどんなタロットなのか、どんな使い方があるのかなどを紹介するよ!

1985年に生まれたボイジャータロット

ボイジャータロットは、1985年にJames Wanless博士と、彼の友人のKen Knutson氏によって生まれたタロットデッキです。

カード自体は従来のタロットと同じく78枚で構成されており、大アルカナ、小アルカナなどの区別があります。

このタロットは他のタロットとは異なり、未来を予測する占いに限定されません。

最大の特徴は、カードにコラージュされた豊富なシンボルをもとに、使う人が自由に直感的に解釈できる点です。

これによって、自分の潜在意識にアクセスし、日々の状況や感情を深く理解するためのツールとして利用できます。

そのためボイジャータロットは、内観のためのツールとして特に有効です。

心理的な洞察や自己啓発を求める方に適したタロットと言えるでしょう。

従来のタロットと違い、決まったルールやリーディング方法がないため、誰でも自由に、自分の中の「答え」を顕在意識に浮き上がらせるのがこのデッキの魅力です。

占わないタロット?

なにかに悩んだとき、人はよく自分の外側に答えを見つけ出そうとします。

でも答えって自分の中にあるんです。

ボイジャータロットは、その自分の中にある答えを引き出してくれる最強のツールです。

一般的なタロット占いでは、カードの意味が固定されており、引いたカードに基づいて未来の出来事を読み取ることが多いですよね。

例えば、問いかけをしてカードをひいたとします。

すると一般的には、そのひいたカードが「答え」になります。

このカードが出たから、その問いかけの答えは○○ですよと。

しかし、ボイジャータロットはあまりそのようには使いません。

問いかけをしてカードをひき、そのカードを目にした瞬間に「あなたが何を感じたか」が一番重要だからです。

カード自体の意味ではなく、カードを鏡として使って、あなたの潜在意識がどう反応したか。

ひいたカードを使って「今この瞬間の感覚」を見つめ直し、心の中に既にある答えを引き出します。

ユーザーはカードに描かれたビジュアルやシンボルを直感に基づいて解釈し、自分自身の感覚に従ってメッセージを受け取ります。

私は何度かボイジャータロットの創始者James Wanless博士の講座を対面で受けたことがあるのですが、その中で印象に残っているエピソードがあります。

講座中の実践練習で、参加者の一人があるカードの解釈を求められ、その人なりの解釈をしました。

それはJamesのカード解釈本には載っていないものでしたが、Jamesは「僕の本はただ僕の解釈が載っているだけ。あなたは自由に解釈すればいい」と言い、自分の本をぽいと投げ捨てたのです。

この自由さが、ボイジャータロットの本質を象徴しています。

ルールがないタロット?

ボイジャータロットの特徴の一つとして、「ルールがない」ということもあげられます。

私が今まで読んだ従来のタロットの解釈本には、だいたい以下のようなことが書かれていました。

・デッキは絹に包む
・デッキを休ませるために、使用後は最初から順に並べる
・デッキを他の人に触らせてはいけない
・カードを混ぜたり展開するのにルールがある

でもボイジャータロットはルールがないのがルールといわれるくらい、自由に使えます。

デッキを他の人に触らせるのも自由ですし、絹の布に包む必要もありません。

「ねばならない」というのがないことも、私がボイジャータロットが好きな理由の一つです。

ボイジャータロット使い方のコツ3つ

ボイジャータロットは固定されたルールがないため、デッキを混ぜるときの決まりごとはありません。

また決まったカードの展開の仕方や、上から何枚目のカードを取るなどというルールも定められていません。

トランプのようにデッキを切って、自由にカードを選べます。

基本はカードに何か問いかけをして1枚ひくというスタイル。

4枚のカードやそれ以上の複数のカードを使い展開していく方法もありますが、結局は問いかけをして1枚ひくというスタンスは変わりません。

私が毎月しているようにその月の流れを見るのにも使えますし、「今日1日の私のテーマは?」とカードに問いかけをして毎朝ひく使い方もできます。

ボジャータロットは自由に使えますが、私の思うボイジャーをひくときに注意した方がいいことを3つ紹介します。

問いかけは具体的にする

抽象的なことよりは、具体的なことを聞きましょう。

例えば、「私は幸せになれますか?」という問いかけはあまりにも抽象的です。

人によって幸せの定義は異なりますよね。

なにがどうなればあなたにとって幸せと感じるのか、というところをはっきりさせてからカードをひくことをおすすめします。

このように、問いかけをつくることからボイジャータロットははじまります。

自分の直感を大切にする

ボイジャータロットはさまざまなシンボルがコラージュされているため、「直感てよくわからない」という人にも、直感が受け取りやすいカードです。

カード全体を見るのが難しければ、そのカードのどのシンボルに目がいったのか、そのシンボルはあなたになんと語り掛けているかなどと感じてみてください。

カードを鏡として使う

ボイジャータロットは、ひいたカードがそのまま答えではないのです。

そのため1枚のカードがその場の状況や心の状態によって、全く異なる意味を持つこともあります。

たとえば、同じカードがある日には「行動を起こすべきだ」というメッセージを与え、別の日には「休息が必要だ」と感じることもあるでしょう。

もし、ひいたカードがしっくりこないと感じたら、それがあなたの心の中の答えです。

カードを鏡として使って、あなたの中の答えを引き出します。

迷ったときには引いてみて

先日、実際にカードをひいた事例を紹介します。

あるものを購入しようかどうか迷ったのです。

その商品の説明を読むと、とてもいい商品。

ただし、本当にそれがそんなに効果があるのかわからなし、それは道具なので私がそれをこまめに使うかどうかもわからない。

楽しい迷いならいいですが、いつまでも迷ってしまうと、その迷う時間はちょっともったいないと思ったことはありませんか?

私は迷う時間がもったいないと思う性格なので、迷ったときにはよくボイジャーをひきます。

今回もひいてみました。

具体的には「そのモノを購入したらどうなるか」と「購入しなかったらどうなるか」で1枚ずつカードをひきました。

どんなカードが出たの?

購入したらで出たカードは「Guardian」

購入しなかったらで出たカードは「Purity」というカードだったよ。

Guardian

このGuardianの絵柄を見て、あなたはどう感じますか?

私はこれを買うことによって私が大事にしたいと思ういろいろなことが守られるのではないかと感じました。

一方買わなかったとき。

Purity

私の解釈では、今は買う理由や買わない理由を頭でたくさん考えて、考えすぎているけれど、純粋に心から欲しいと思ったときに買えばいいんじゃないのといわれていると感じました。

右脳ではほしいと思っているのだけれど、ちょっとお高いモノだったので左脳がごちゃごちゃ言っていることをボイジャーには見抜かれていました。

自分の中の答えをボイジャーで見つけてみては?

ボイジャータロットは、占いや決まったルールに縛られることなく、直感に従って自分自身を見つめ直すためのツールです。

カードを引くことで、今この瞬間の感情や潜在意識からのメッセージを得られます。

日常の迷いを解消し、自分の内面と向き合うために、自由に楽しみながら使えるタロットです。

これからも毎月の運勢を楽しみにしていてくださいね。

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