初心者登山【佐賀県土器山(八天山)】願いが叶う土器祈願もできる!登山の持ち物も紹介!

土器山概要

標高:430m
登り時間:1時間15分
下り時間:1時間
駐車場:仁比山公園の広い駐車場あり
トイレ:駐車場にトイレあり
印象:・とにかく岩が続き、同じような岩にちょっと飽きる感じもした
・それでも1時間程度で登れるので初心者向き

大人女子にとって緊急ではないけれど重要なことって何でしょうか?その一つに体力作りがあると思っています。体力づくりに、登山はもってこいの運動です。しかも全身運動になりながらも山の緑に癒され、日常から離れて、自然の中で心が解放できますよ。

今回は、大人女子にぴったりの初心者向け登山スポット、佐賀県にある土器山(八天山)をご紹介します。この山は、比較的低い標高とアクセスの良さが魅力です。

駐車場情報や、どのような山なのか、また願いが叶う土器祈願とは何かなどについても解説しますね。

一歩一歩自然と向き合いながら、新しい自分を発見する旅に出かけましょう。

駐車場は広くトイレも完備

土器山へは、初めての方でも楽しめる山です。実際今回登ったときに、小学生のお子さん2人連れて家族で登っている人たちともすれ違いました。

登山はどこに車を停めるかが気がかりですが、土器山登山はアクセスに便利な仁比山公園の広い駐車場が利用できます。

また、この駐車場にはきれいなトイレもあるため、女性に安心です。

こちらの駐車場は朝の6時から夜の10時半まで開放しているため、早朝からの登山も可能ですね。

駐車場からは、八天神社へと続く道を歩いて約10分。八天神社の近くにもトイレがありました。八天神社に着いたら、そこから山道が始まります。神社の雰囲気も素敵で、登山前の心地よいスタートが切れますよ。

実は土器山ではユニークな体験ができるのです。それが、素焼きの皿に願い事を書いて、上宮岩宮よりふもとへ向かって皿を投げる「土器(かわらけ)祈願」です。もし土器祈願をしたい方は、神社にある素焼きの皿にお願い事を書いて持っていきましょう。(初穂料200円/2024.5現在)

この面白いイベントに参加することで、登山がさらに思い出深いものになるかもしれませんね。

狭い通路や岩道が多い登山道

土器山の登山道は、その多くが岩の間の狭い通路や岩道です。登山初心者の方も楽しめるコースですが、少し冒険心が必要かもしれません。

登山のスタートは階段からです。この初めの部分は比較的平易ですが、その後は40分ほど岩を昇る道が続きます。岩の縦幅が大きなところもあるため、その場所は「よっこらしょ」と登らなければいけません。登山用のトレッキングポールがあれば、より安全かつスムーズに進めるでしょう。

また、岩道の中には幅が狭い部分も多く、私はその狭い場所を通り抜けながら「体格の大きな方はここを通れるのだろうか?」と何度か思いました。しかし、そうした狭い場所も、土器山ならではの魅力の一つなのでしょう。

登山途中、同じような岩ばかりの道に少し飽きるかもしれませんが、それもまた登山の一環。自然の中で自分と向き合いながら、一歩一歩を大切に登っていく時間は、日常では得られない貴重な体験です。

中にはロープが張ってあるところや補助階段も

土器山の登山道には、いくつかの場所でロープや補助階段が設けられています。これらは、登山者が安全に進むための大きな助けとなっています。

40分ほどの岩場を登り切った後、ようやく少し登りやすい道が現れます。ここで一息つきながら、次なる目的地へと進みましょう。その後、道は親不孝岩へと向かう分岐に差しかかります。

この親不孝岩は、崖の上に突き出しており、かつて修験者たちが修行を行っていた場所としても知られています。親不孝岩から見る佐賀平野はどこまでも広く、とても美しかったです。

親不孝岩で絶景を堪能した後はまた分岐に戻り、再び頂上を目指しましょう。あと一息です。

頂上付近には八天神社の上宮が

土器山の頂上付近には、八天神社の上宮があります。この場所は、大自然の中でひっそりと神秘的な雰囲気を醸し出しています。ここには大きなご神体岩が存在し、その周りには無数の土器が置かれています。これらの土器は、参拝者がふもとから持って山に登ったものでしょう。

何か叶えたい願いがある方は、ぜひ土器をもって登ってくださいね。すると、登るのがちょっと大変な岩場も、願いを叶えるために頑張ろうというパワーで乗り越えられるのではないでしょうか。

土器祈願が終わった後はご神体岩の場所から左にある岩へ進み、頂上を目指します。八天神社の上宮から頂上までは短い距離です。頂上に到着したら、山に登ったという達成感に浸りましょう!

下りは滑らないように注意しながら

土器山を下る際には、特に滑りやすい岩場に注意が必要です。毎回の登山で感じることですが、登りは息が苦しく、下りは膝に負担がかかります。土器山のように岩場が多い山では、下りの際の滑りやすさには特に注意を払う必要があります。

登りに比べて下りは、体重が前にかかりやすく、特に岩の上に砂があったり、苔むしていたりする岩は滑りやすいので、一歩一歩慎重に踏みしめて進むことが大切です。山登り用のトレッキングポールがあると、これが大きな助けとなります。ポールを使うことで、膝への負担を軽減し、不安定な地面でもバランスを取りやすくなります。

下りの際には、安全に最大限の注意を払いながら進むことが、楽しい登山を終えるための鍵です。自然を楽しみつつも、安全第一で山の魅力を満喫してください。

今回の登山持ち物紹介

登山をしたことがなければ、山に登るのにどんな持ち物が必要か不安になるかもしれません。

そのため私が今回持っていったものを紹介します。

持っていったものは以下のとおりです。

☑登山用のリュック
☑登山用の靴
☑登山用のトレッキングポール(1本)
☑ハンカチ・ティッシュ
☑水
☑帽子
☑携帯・財布
☑カメラ

登山用のトレッキングポールは2本セットで売られていますが、私はカメラも持つため1本だけ持っていきました。

土器山登山をするなら登山用のポールを持っていかれることをおすすめします。また靴も、登山用の靴の方がいいでしょう。

今回は午前中の内に登って下りてきましたが、飴などがあった方がいいかもしれません。

また、登ったのが初夏だったためか、やぶ蚊や小さな虫がいました。刺されはしませんでしたが、虫よけスプレーがあれば安心できますね。

土器山の魅力は、そのアクセスの良さと1時間程度で頂上に着くというちょうど感、途中の親不孝岩からの絶景にあります。

登山は単なる運動ではなく、自分自身と向き合う時間でもありますよね。

登山なんてきついという人も、時間をかければ登れます。気候のいいこの季節に登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■仁比山公園
住所:佐賀県神埼市神埼町城原

女性の登山のトイレ対策について書いている記事もおすすめです。

女性の登山はトイレが心配!山で使えるお役立ちグッズ6選と体験談も!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA