初心者向けキャノンEOS R10レビュー | 使いやすいミラーレスでカメラの楽しみ方も紹介!

大切な人との時間はとても大事ですが、自分一人で過ごす時間も大事にしたいですよね。もしあなたが「一人でどのように過ごせばいいのだろう?」と思っているのなら、カメラをはじめてみてはいかがでしょうか。

まずは初心者~中級者向けミラーレス・キャノンEOS R10のレビューと、ミラーレスをおすすめする理由、一人でのカメラの楽しみ方を紹介します。

あなたにとって、新しい扉が開けるかもしれません。

キャノンEOS R10レビュー:買ってよかったR10

EOS R10で撮影したタンポポと蝶の写真

結論をまずお伝えすると、買ってよかった!と思っています。初心者の私レベルだと、今のところR10は不満点がみあたりません。

買ってよかった理由は以下の4点です。

・軽さ
・ピント合わせ
・センサーサイズ
・レンズ

詳しくレビューしていきます。

持ち運びしやすい軽さ

私が重視したポイントの一つは重さでした。いくら性能がよくても、重いと持って出かけたくなくなります。カメラは撮影してこそなので、持ち歩くのが億劫な重さだと持ち歩けなくなり本末転倒になってしまうでしょう。

この点R10ならボディの重さは約429g。500mlのペットボトルの重さより軽いです。

セットで購入したRF-S18-150mm F3.5-6.3のレンズをつけても、バッグにさっと入れて持ち運べる軽さです。いつでも持ち運べるように期待して購入したのですが、期待どおりでした。

ピント合わせ機能の優秀さ

R10はピント合わせ機能が素晴らしいという評判でした。いろいろなカメラを比較検証するサイトでも、R10のピント合わせはかなり優秀と評価されています。犬・猫・鳥の検出にも対応しており、素早くピントを合わせてくれる機能が付いています。我が家にはウロコインコさんがいるので、この機能はうれしいです。

また、カタログには暗いところも美しく撮れるとあります。実際にこのカメラを購入してすぐに酒蔵で写真を撮る機会があり、薄暗い酒蔵の中でもきちんとした写真が撮れて、R10の優秀さを実感できました。

センサーサイズの選択

私はフルサイズかAPS-Cかで迷いました。カメラ店の店員さんに聞くと、コンテストなどに応募するために写真を大きく引き伸ばすようなことがないのなら、APS-Cで十分ですとのこと。

さらにキャノン無料お客様相談でフルサイズとAPS-C両方の画質の違いを見せていただいて、これくらいの差なら私はAPS-Cにしようと納得しました。実際に撮影してみても、やはりフルサイズにしておけばよかったと思ったことはありません。

レンズの選択

私はキャノンの一眼を持っていたためマウントアダプターを購入すれば、今まで使っていたレンズが使えます。そのため最初は、本体と手持ちのレンズをつけられるマウントアダプターだけ購入しようかと考えていました。しかし、情報を集めているとRF-S18-150mm F3.5-6.3のレンズの使い勝手がかなりよさそうでした。

近くから少し遠くのものまで写せるため、レンズはこれ1本でかなりカバーできるのではと。とにかく荷物が重くなるのがいやなのです。交換レンズを持ち運びすると、その分かさばるし重くなりますよね。もしこれ1本で大丈夫ならそちらの方がいいかと思い、このレンズがセットになったバージョンを購入しました。

このレンズはF3.5のため、もしかしたらちょっと不満が残るレンズになるかもという少しの心配はありました。しかし実際に写真を撮ってみると、まったく不満はなくこのレンズ1本でさまざまなシーンがカバーできるため、とても便利に使えています。RF-S18-45mmF4.5-6.3というレンズのセットもありますが、どちらかで迷うのであればRF-S18-150mm F3.5-6.3のほうをおすすめします!

キャノンの公式サイトでEOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキットは、181,500円(税込)です。(2024年5月現在)私は写真専門店の店舗で購入し、少しの割引と液晶保護のなどの特典を受けました。

キャノンEOS R10は、特にカメラ初心者や非力な方には最適です。軽くて持ち運びやすい、そして使いやすいこのミラーレスカメラは、日常やちょっとしたお出かけにバッグにポイっと入れて出かけられます。

ミラーレスだと携帯では撮れない写真が撮れる

EOS R10で撮影した菜の花と桜の写真

今は携帯のカメラ機能が飛躍的に進化し、もうそれで十分という人も多くいますよね。私もその気持ち、すごくよくわかります。もともと写真に興味はあったものの、あんな大きなカメラを持ち歩くのはいやなので携帯で十分と思っていました。

実は一眼を購入する前に「高級コンデジ」と呼ばれるコンパクトデジタルカメラも、持っていたのです。コンパクトなので持ち運びには困りませんが、それでもお出かけにコンデジは持っていっていませんでした。

しかし。

一眼やミラーレスで撮ると、やはり違うんです。写真が!

コンデジでも持ち歩かなかったのに、コンデジに比べるととても大きくてかさばるミラーレスを今ではお出かけのときに持っていっています。なぜかというと、やはり携帯やコンデジでは撮れない写真が撮れるからです。

以下にミラーレスカメラがおすすめな理由を5点紹介しますね。

とにかく写真が気持ちいい

ミラーレスカメラは、スマートフォンと比較してセンサーサイズが大きく、より多くの光を捉えられます。これにより写真のノイズが少なくなり、より鮮明でディテールの豊かな写真が撮れるのです。

撮れる写真が違うからこそ、大きくても持っていこうという気持ちになります。

創造性が広がる

ミラーレスカメラは、レンズ交換が可能で、それぞれのレンズによって視点や効果の違いがあります。そこがとても面白いです。私が持っているレンズは少ないのですが、それでもレンズが変われば写真が変わることを実感しています。

広角レンズで壮大な風景を捉えたり、望遠レンズで遠くの被写体をクローズアップしたりと、撮影の幅が広がりますよ。また、絞りやシャッタースピード、ISO感度といった設定を自由に変更できるため、よりアーティスティックな写真表現が楽しめます。

操作性と反応速度

ミラーレスカメラは、フォーカススピードや連写機能が高性能で、一瞬の表情や動きも逃さず捉えます。

スポーツイベントや子どもの運動会など、動きの速いシーンでもその能力を発揮します。操作性も考慮されており、多機能ながら直感的に使用することが可能です。

学びも楽しい

ミラーレスカメラを使用することは、写真技術を学ぶことにもなるでしょう。どうすれば思いどおりの写真が撮影できるのかを考え、学び、さまざまな機能を使えるようになると自分自身の進歩も感じられます。その学びの過程も楽しめます。

感覚的な満足感

カメラを手に持ち、ファインダーを覗きながらシャッターを切るというその行為自体が楽しいです。またシャッターを切る時の音も、私は好きです。

一人でのカメラの楽しみ方

EOS R10で撮影したつつじとハナムグリ?の写真

カメラを持って一人の時間を過ごすことは、自分自身を表現し、リラックスする方法の一つですね。特に忙しい世代の女性にとって、写真撮影は日常生活の中での小さな逃避行ともなり得ます。

一人でカメラを楽しむためのアイディアをいくつか紹介します。

自然の中でリフレッシュ

公園や自然保護区、海など、自然が豊かな場所に出かけてみましょう。植物や野生動物、そして四季の変わり目の風景を撮影することで、日々の忙しさから解放される時間を持てますよ。マクロレンズを使用して、花や小さな昆虫のクローズアップを撮るのもおすすめです。

ストリートフォトで街の魅力を再発見

ご自宅の近くや、よく訪れる街の中で、普段は見過ごしてしまうような場面を探してみましょう。カフェの一コマ、風になびくカーテン、街角のアートワークなど、日常の中に隠された美を捉えることで、新たな視点が生まれます。

写真を通じた瞑想

カメラを持って、ただ静かに風景を眺めながらシャッターを切る時間を持つことは、瞑想的な効果をもたらします。特に夕焼けや日の出の時間は、心を落ち着かせ、一日の締めくくりや始まりに感謝するのに適した瞬間です。

写真日記で自己発見

撮った写真を使って、日記やブログをつけることもおすすめです。撮影技術が向上するだけでなく、日々の生活の中で感じたことや考えたことまで記録すると、振り返ったときにそのときのことをまざまざと思い返せます。

時にはそれが自己発見へとつながることもあります。

思い切ってカメラをはじめてみては?

EOS R10で撮影したドクダミの写真

私の今使っているミラーレス・キャノンEOS R10のレビュー、そしてミラーレスではなく携帯で十分なのでは?という方にミラーレスのすばらしさと一人でのカメラの楽しみ方を紹介しました。私自身写真撮影をするようになり、今まで何気なく見過ごしてきたものたちに注意を向けるようになりました。このことにより、より人生が豊かになっているという感覚があります。

人生の中で何か人生を豊かに、心を豊かにできるものに出会えればそれはカメラでなくてもいいのです。しかし、そういう何かを探している人がいたら、カメラは楽しいので、始めてみてはいかがでしょうか?いきなり20万円ほどのカメラを買う冒険はしたくないという方には、カメラをレンタルできるサイトもあります。レンタルしてみて実際に使ってみるとカメラがあなたに合う趣味なのかどうかわかりますよね。

カメラを手にすると、日常の中の小さな幸せや小さな非日常を自然に探すようになります。そしてそれが自分時間を豊かにしているのでしょうね。

あなたもカメラで一人時間を充実させてみませんか。



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