ウロコインコを飼ってから後悔しないためにデメリット5つを知っておこう!
ウロコインコはとてもかわいらしく、知能が高く、人懐っこい性格で人気のインコです。
我が家にもウロコインコの晴がいます。
晴はもうすぐ3歳。
ウロコインコは行動がダイナミックで、見ていて飽きません。
こちらの教え方さえよければ、何かを持ってきてもらったり輪投げに輪っかを入れたりするのもすぐに覚えます。
くちばしから尻尾の先まで、さらには足まで、どこを触っても嫌がりません。(ただ、気まぐれに嫌がることはあります)
1日2回の放鳥は、私にとっては癒しの時間です。
しかし、人によっては飼ってからこんなはずじゃなかったと後悔する人もいるかもしれません。
ウロコインコはただ可愛いだけではなく、飼うデメリットもあるからです。
ウロコインコを家族に迎えてから後悔しないように、以下の5つのデメリットについて紹介します。
ウロコインコは噛む癖がある

ウロコインコは好奇心旺盛で、構ってもらったり遊んだりすることが大好きですが、時には噛むこともあります。
というか、他のインコやオウムも噛みます。
ただウロコインコは噛む力も強いため、SNSでもよくウロコの噛み癖が話題になるのでしょう。
この点は、「大丈夫ですよ。噛みませんよ」とは言えません。
しっかり、噛みます。
でも、テンションが上がってしまったり、怖かったり、嫌だったりと噛む理由がちゃんとあります。
(たまに謎に噛まれるときもありますが)
人間の方がウロコの事情をわかり、噛まれないようにすることが大切です。
ウロコインコが噛む理由を考察してみました。
私はいつのまにか「血が出たら噛まれたことになるけれど、血が出ない場合は噛まれたことにならない」という、マイルールができました。
私がウロコインコをお迎えする前に勉強するとき一番役に立ったのがこの本。
↓↓この本はすべてのインコ・オウム飼いのみなさんに読んでほしい!
声が大きく、騒音になることも

ウロコインコは普段「グェ、グェ」という感じで鳴きます。
甘えているときや、美味しいものを食べているときは「グゥゥ」という声が出ることも。
このようなときは、まったくうるさくありません。
うるさいのは、危険を察知したとき。
「キーキー」と甲高い声で鳴き、集合住宅や音に敏感な家族がいる環境では、騒音が気になることがあるかもしれません。
しかもその「危険を察知したとき」というのが、ウロコインコ側から見てなので、こちら側からすると、「今何の危険を察知したの?」とわからないときもあります。
1日に何回かそのように鳴きますし、見慣れないものを見るとすぐに「キーキー」と鳴きます。
鳴き声が気になる方は、防音対策やインコが落ち着ける環境作りが必要です。
鳴き声対策や防寒のために、このようなアクリルケースも役に立ちます。
フンが水分多めで掃除が大変

ウロコインコのフンは水分が多く、もしも畳などに落ちてしまった場合は処理が大変です。
例えば同じインコでも、セキセイインコなどだとフンは小さくコロンとしており、乾燥すればぽろっと取れます。
しかし、ウロコインコのフンはコロンというよりベチャッとしており、洋服につくとティッシュなどで拭いても跡が残ります。
そのため放鳥は、フローリングの床の部屋でするのがおすすめ。
畳の部屋でフンをされると、きれいに汚れが取れないでしょう。
また、ウロコインコはバードテントを設置するとそこで寝る子が多いのですが、バードテントの中ではフンをしません。

バードテントを手作りする方はこちらを参考にしてね。
寝ている間はフンをしないため、朝一番のフンはかなり大きいです。
我が家では、朝一番のフンをケージでさせてから、放鳥しています。
ケージの下に敷く無地の新聞紙もありますよ。
寂しがり屋で、構ってあげる時間が必要

ウロコインコはとても寂しがり屋で、一緒に遊んだり構ったりすることを好みます。
長時間一人にしておくとストレスを感じ、問題行動につながることも。
そのため、飼い主はできるだけインコと触れ合う時間を作ってあげてください。
また、旅行などで家を空ける際は、インコの面倒を見てくれる人を探すか、ペットホテルを利用する必要があります。
インコを残しての外泊ができないため、よく旅行に行く人でインコを頼める知り合いが確保できない場合は、インコを飼うのが難しいかもしれません。
香水やアロマがNG

ウロコインコに限らず、インコやオウムにいえることですが、香水やアロマなどの香りが健康に悪影響を与えることがあります。
芳香剤やアロマオイルを使う習慣がある家庭では、インコの安全のために使用を控えるか、代替策を考える必要があります。
また、キッチンでの煙や香りも注意が必要です。
インコのために日常生活で使用する製品や食事に気を配ることが大切です。
私も香水やアロマが好きでしたが、インコを飼いだして使えなくなりました。
※テフロン加工をした調理器具を空焚きすると、有毒ガスが発生するそうです。
そのために命を落とす鳥さんもいるので、テフロン加工した調理器具を使用するときには注意しましょう。
鉄製のフライパンだと安心ですね。
後悔しないように事前に知っておこう

ウロコインコを飼うことは、楽しい反面、責任も伴います。
噛み癖や鳴き声、フンの掃除、構ってあげる時間、香りに対する配慮など、日々の生活で気を付けなければならない点が多くあります。
これらのデメリットを理解し、自分の生活スタイルに合っているかどうかを考えた上でウロコインコをお迎えするかどうか決めてください。
ウロコインコの寿命は約15年と、長生きします。
15年間後悔して過ごすことのないようにしておきたいですよね。
事前にこのようなデメリットを知っておけば、ウロコインコが家にきてから後悔することもないでしょう。