50代女性へおすすめ自己啓発本【2千冊の中から選んだ4冊】

私はこの10年で約2千冊の本を読んでいます。

読んだ本はできるだけ「読書メーター」というアプリで記録し、自分なりの評価をつけていっています。

その評価とは3が「普通」で、4が「おすすめ」、5が「手元に持っておきたい本」です。

その2千冊の中から私の評価が4や5の、50代女性におすすめできる自己啓発本を4冊選びました。

50代は子どもの手が離れてホッとするのもつかの間、次は介護問題だったり自分の健康問題だったりが出てくる時期ですよね。私自身も「私には更年期ないのかな?」と思っていたのですが、2年ほど前から更年期の症状が出てきました。

このように50代は人生の大きな転換期を迎え、心身の健康、キャリアの変化、人生の意味を再考する時期。もし人生80年としてもまだ30年あります。これからの人生をより豊かに、充実したものにするために役立つ次の4冊をご紹介します。

・最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法
・自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
・リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術
・鎌田式「にもかかわらず」という生き方

50代の女性に向けて特におすすめする理由も合わせてお伝えします。

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最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法

Amazonで4,903の評価があり、平均4.3(2024年9月現在)

50代になると、体調や健康の維持が重要な課題となりますよね。この本では、進化医学の視点から健康を見つめ直し、年齢に関係なく最高の体調を実現するための具体的なアプローチを紹介しています。

体力や免疫力が低下する50代にとって、この本に書かれている生活習慣や栄養、運動のアドバイスは、実践的で効果的です。心身の健康を整え、これからも活力に満ちた日々を送るための強力なガイドとなるでしょう。

面白かったポイント

体調が気になる50代の女性にとってこの本のタイトルはとても魅力的なのではないでしょうか。しかもAmazonの評価が4,903ありその平均が4.3というのですから、かなり評価は高いですね。

不眠や慢性疲労、集中力が持たないなどの症状は、一見バラバラのように見えて「文明病」という枠でひとくくりにできるのだそうです。そしてこの「文明病」をどうすれば防げるのかと教えてくれています。

例えば、腸内環境を整える方法を紹介してくれたり、適切な睡眠をとる方法を教えてくれたり。また、自然に触れることやよい人間関係を保つことの重要さなど、実生活に役立つアドバイスが詰まっています。

「なんだか体調が悪い」という方はこの本を読んで、できることからでも実践すると変わってくるのではないでしょうか。

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学

Amazonで781の評価があり、平均4.5(2024年9月現在)

50代の女性にこの本をおすすめする理由は、50代が人生において「自己」を見直し、これからの生き方を考える大切な時期だからです。この本は、東洋哲学をベースにして、自己の概念を固定されたものではなく、変化し続けるものとして捉えるよう導いてくれます。

50代では、これまでの人生や社会的な役割に対するアイデンティティが変化しやすく、家族やキャリアの変化、健康や老いといったテーマに直面することが多くなります。

この本の哲学的な視点は、自分を柔軟に捉え、自己への執着を手放すことで、心の軽やかさを取り戻す助けとなるでしょう。特に、変化の多い50代女性に対して、この本は焦らず、自然な心持ちで受け止めるための新しい考え方を提供してくれます。

面白かったポイント

とにかく読みやすい本です。なので、東洋哲学って小難しいと思っている人でもすいすいと読めてしまいます。そしてわかりやすい言葉でわかりやすく書かれています。

「色即是空 空即是色」などといわれても、なに言ってんだかわからないとなりますが、この本を読むとちょっとだけわかるような気が…

著者は布団から出られない虚無感に襲われたけれど、東洋思想で虚無感から脱出できたそうです。50代は精神面や体調面でも変化がある年代ですよね。だからこそ、50代の女性にとっても、この本は非常に役立つ一冊です。

精神的な不安や体調の変化に直面する時期に、東洋哲学の教えが「今ここ」を大切にし、肩の力を抜いて自分のあり方を見つめ直す手助けをしてくれます。著者が体験した虚無感からの脱出方法は、人生の転機にいる女性にとって、新しい視点となるでしょう。

この本を通じて、東洋思想の奥深さに触れながら、自分自身をより自由に、そして穏やかに捉えるヒントが得られます。

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リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術

Amazonで599の評価があり、平均4.2(2024年9月現在)

この本を50代女性におすすめする理由は、50代がこれまでの経験を振り返り、さらに成長を目指す重要な時期であるためです。

リフレクションとは、自己の内面を振り返り、客観的かつ批判的に自己を見つめる行為です。リフレクションを通じて、自分自身と深く向き合い、未来に生かすためのスキルを身につけられます。

また、他者理解やリーダーシップの発揮、チーム育成など、50代のキャリアや人間関係にも役立つフレームワークが解説されており、成長を加速するための具体的な方法を学べるでしょう。

これまでの自分の生き方や選択を内省し、今後の方向性を定めるための方法を手に入れてみませんか。

面白かったポイント

この本は部下を持つ上司やチームのリーダ―にとっても役に立つ本ですが、ビジョンが見えなくなったり自分の価値観を知りたい方にもおすすめ。

自分の価値観を知るとそれに基づいて判断ができるためぶれなくなります。なにかにつけぶれていると、それだけで自分のエネルギーを消費してしまいますよね。

50歳を超えると、迷って消費するエネルギーはもったいないです。あまり迷わずシンプルに考えて、軽やかに生きていきましょう。

この本には認知の4点セット「意見・経験・感情・価値観」のフレームワークが紹介されています。この方法をとると自分を俯瞰してみられます。最初は難しいと感じるかもしれませんが、こういうのは慣れればできるため、ぜひこの本を読んで繰り返し腹に落としてください。

鎌田式「にもかかわらず」という生き方

¥1,267 (2024/10/24 02:18時点 | Amazon調べ)

Amazonで14の評価があり、平均4.4(2024年9月現在)

今まで生きてきた中で、私たちは多くの困難や逆境と向き合ってきました。この本は、そんな逆境を「にもかかわらず」前向きに捉え、自分らしい生き方を貫くためのメッセージが詰まっています。

鎌田実氏の経験に基づいた人生哲学は、年齢を重ねて得た智慧と共に、これからの人生を力強く歩むためのヒントを与えてくれます。

50代の女性にとっては、過去を振り返りながらも新たなステージに挑むための支えとなる一冊です。

面白かったポイント

個人的な話になりますが、体調のすぐれない時期が続くと「これからもこんなに体調が悪い日が続くのかなあ」と不安になります。元気だったら気力もわいてきて仕事もバリバリできますし、いろいろなことにアンテナが立つのに、と。

でもそんなときこそ、この魔法の言葉の出番です。

体調が悪いの「にもかかわらず」、なにかできることはあります。そして実際、なんとか折り合いをつけて日々を過ごしています。

さらに、仕事のことにしても親の介護にしても、いろいろ問題が山積み「にもかかわらず」、それでもなにかしているし、できることはありますよね。

この「にもかかわらず」という言葉は、今の自分のできない状況を全肯定したうえで、それでもなにかできることはあるし、しようよ。という前向きになれる言葉です。

これからの人生も楽しく過ごせるように

50代の女性がこれからの人生を充実させ、心身ともに健康で前向きに過ごすための大きなサポートとなるような本を、読んだ2千冊の中から選びました。

人生80年としたらまだまだ私たちの人生はこれからです。

50代というのは、今後30年間を快く過ごせるのかそうでないのかを決める大事な転換期になるでしょう。

ぜひこの機会に、あなたに役立ちそうな本をたくさん読んでください。

今回紹介した本の中で

・リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術
・最高の体調

はKindleの読み放題に登録していれば無料で読めます。(2024年9月)

この機会にKindle Unlimitedに登録してみてはいかがでしょうか?

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本は自分の人生の指針となってくれます。

これからもたくさんいい本を読んでいきたいと思うので、何かおすすめがあったら教えてくださいね^^

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