佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2025|早起きして見る一斉離陸の見どころ
秋の佐賀を代表するイベントといえば、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。
毎年国内外から100機近いバルーンが集まり、佐賀平野の空を鮮やかに彩ります。
私は会場から自転車で行ける距離に住んでいることもあり、毎年欠かさず訪れています。
なぜそこまで惹かれるのかというと、早朝の空にふわりと浮かび上がるバルーンが、何度見ても心を奪うほど美しいからです。
見終わるたびに、「今年も早起きして見に行ってよかった」と心から思えます。
朝の一斉離陸は圧巻!ラッキーな瞬間を逃さないで

今日はバルーン初日の10月30日。
午前5時に起きて、6時半に自転車で出発しました。
自転車で約30分。まだ冷たい空気の中の町を走りながら嘉瀬川河川敷の会場へ向かいます。
毎年会場に向かいながら風の強さを確認します。
「このくらいの風なら今日は飛べるかな?」「この風なら無理だろうな」などと考えながら。
今朝は天気もよく風も穏やかで、「今日は飛ぶ」と確信しながらペダルをこぎました。
そして、到着した頃には、すでに多くの人が土手にシートを敷いて待機していました。
平日の早朝だというのにかなりの人出。
これが土日祝日となるとさらに人数が増えるのです。
会場のアナウンスを聞くと、なんと今朝は会場からの一斉離陸だそうです!
この一斉離陸は毎回見られるわけではありません。
競技プログラムは事前に決まっておらず、気候条件をもとに、競技直前のブリーフィング(協議)で競技種目が決定します。
つまり、会場からの一斉離陸が行われたら本当に幸運。
まさに「見られたらラッキー」な瞬間なのです。
ゆっくりと立ち上がるカラフルなバルーンたちが、BGMに流れるボレロのリズムに合わせて次々と空に舞い上がっていく――それがバルーンフェスタでもっともフォトジェニックな光景「一斉離陸」です。

見るなら朝!競技は7時と15時に開催

バルーン競技は毎日2回、午前7時と午後3時に行われます。
ただし、午後は風が強くなりやすいため、競技そのものが中止になることも少なくありません。
確実に飛行を見たいなら、断然「朝の回」がおすすめ。
私は競技が見たいがため、毎回朝の回に合わせて見に行くようにしています。
朝の澄んだ空気と静けさの中で、色とりどりの気球が一斉に空へ昇る光景は、まさに佐賀の秋を象徴する風景です。
バルーンフェスタ観覧におすすめの服装・持ち物リスト

一斉離陸を快適に楽しむために、持って行ってよかったアイテムを紹介します。
この時期は朝と昼の寒暖差も激しいです。
朝は寒かったのに、お昼は太陽が照って暑いということも。
そのため、朝に来る人は脱ぎ着して体温調節できる服装がおすすめです。
防寒具:裏起毛パンツ・ダウンジャケットなど朝の冷え込み対策に。バルーンが飛ぶのをじっと待っているため、からだは冷えます。
レジャーシート:土手の朝露対策に必須。裏面が防水タイプだと安心
温かい飲み物:魔法瓶に紅茶やコーヒーを入れておくと心強い
カメラ・スマホ:一斉離陸は絶好の撮影チャンス
朝露で湿った地面や冷たい風を想定して準備すれば、寒さに負けずにゆっくり観覧できます。
地元に住んでいても毎年見たい、佐賀の空の奇跡

地元で暮らしていても、このイベントは毎年特別です。
バルーンが静かに立ち上がり、炎と音とともに次々に空へ昇っていく。
バルーンが浮かぶ空を見上げながら、「今年もこの光景を見られて良かった」と感じるのです。
帰り道、自転車をこぎながら見上げると、まだ小さく浮かぶバルーンが空に点々と見えました。
佐賀の空がこんなにも豊かで美しいと実感できる朝。
これが、私が毎年バルーンフェスタに通い続ける理由です。
今年のバルーンの開催期間は10月30日から11月3日まで。
10月30日の天気予報によると明日31日は雨。でも11月1,2,3日は天気だそうです。
これで風が穏やかならバルーンは飛ぶので、是非連休は佐賀にお出かけください。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタの行き方はこちらを参考にしてください。
【2025最新】佐賀インターナショナルバルーンフェスタの行き方や駐車場・楽しみ方を紹介

